051 ココロが「すり減る」のはなぜか(おやモト)
おやすみ前の #モトの話 051
わしら人間のココロというものは、モトというエネルギー源のようなツブツブが集まってできてまして、コレが足りなくなるとネガティブな気持ちになる、だから増やしてやるとアガるよー!というのが『モトの話』です。覚えてますか?初めて読む方、はじめまして😁
前回はココロの材料【モト】の増やし方でした。今回は「どんなときに減るのか」です。
前回も少し書いたけど、ココロが持っているモトの量は、アタマが
ことで減ります。このとき「何に」注目するかはもうホンマに多岐にわたります……アタマが動いている間(要するに起きている間と、眠っている時間のうち夢を見ている間)はずっと、わしらは「何か」に注目しっぱなしのはず。
・目の前の相手
・遠くの相手
・目の前や遠くの物体
・今日のこれからの予定
・明日以降の予定
・もっとずっと将来のこと
・昨日あったこと
・もっと昔に起こったこと
・今目の前にいない人や物のこと
などなど……。わしらは常にアタマを動かし続けて生きているもんやけど、その間ずっと何かに「注目」しっぱなしなんですよね。そしてわしらのアタマが何かに「注目」すると、ココロはモトをそちらに「飛ばし」ます。自分のココロの量を減らして、そちらに向かって放出するんです。
ビックリなことに、ココロというものは「自分が考えたこと」にも「モトを飛ばす」んですよ……怖いことを考えてしまって、実際に怖くなったことなんて誰にでもあると思うんやけど(オバケのこととか考えて怖くなるような)、こういう「想像」にもココロは「モトを飛ばす」んです。だから一人で過ごしていても「モトが減っていく」んでしたね。
ちなみに、過去のイヤな記憶にモトを飛ばして減らすことを「後悔」、未来や別の場所のことを考えて減らすことを「心配」といいます。どっちも「イヤな気持ち」(好き嫌いゲージの減少)やからモトが減っている状態。なぜ減るかというと、想像にモトを飛ばしているから。
結局わしらが幸せに生きるためには「モトの量」をたくさん増やすことだけが唯一の方法なんやけど、前回と今回の「メカニズム」を知らないとすごく難しいはず……やから「意識的に二番目ができる人」はとても「できた人」なんやで🥰
今回はここまで!!
「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)