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0099:旅の途中

「許し」まとめ

「許す」ことの大切さを、前回(0098)までお伝えしてきました。

この「許す」という行為が、わしらの人生を辛くないものにする、最大の武器です。そして、最終的に身を守る、最大の防具でもあります。

なぜなら、わしらはモトでできているからです。

「許す」という行為は、最初は自らのモトを消費しますが、うまくいくと、自分のモトを大きく増やし、周囲のモトすらも、増やしていくんです。

お金の投資に、似ているかもしれませんね。リスクを負って投資するから、ベネフィットとリターンがあるんですね。
(^~^ )

他にも・・・アンパンマンに似ているかな?(笑)
(^~^ )

もしアンパンマンが、誰にも顔を分け与えなかったら、きっと、ジャムおじさんも新しい顔を焼いてくれないでしょう。

アンパンマンが、自分の顔のアンパンを犠牲にして、誰かを手助けするから、ジャムおじさんやバタコさんが、新しい顔を焼いてくれるわけです。
d(^~゜ )


モトは、流れ出るものです。これは、わしらが日々、何かに注意を向けながら生きている以上、どうしようもない。

だから、わしらは日々「モトあつめ」(0030)をするわけですけど、モトを集めるための最も「幸せに近い」方法が、この「許す」行動なわけです。

自分のことも、他人のことも、自然や環境、宇宙の仕組み、そういったものを、どれだけ許せるか・・・チャレンジしてみたら、案外新しい世界が見えるかもしれませんよ。
d(^~゜ )


「許し」と「愛」とココロ

そして、「許す」ことと「愛」という状態には、大きな関わりがありましたね。

わしら人間(というか、生き物すべて)にとって、この「愛」という状態は、一番幸せを感じる状態です。

なぜなら・・・幸せを感じるパーツである「ココロ」というものに、そういう機能がついているからです。

そもそも、わしらのココロというものは、すごく薄いモトでできているんでしたね(0037)。

ココロにたくさんモトがあると、わしらの好き嫌いゲージ(0015)はぐんと上昇します。そうすると、ココロの中に安心感が湧いてきます。

安心感と、幸せな感じは、同じものです。だから、モトを集めて「愛」の状態(0035)になると、幸せになるんです。

そしてさらに。

神さま(0052)っていうのは、モトでできてるんでしたね(0053)。

わしらを形作る、モト。モトはココロで増やせる。そして、神さまは、モトでできている。

これらを踏まえて考えると・・・

神さまの本来の姿は、全部が「有」の状態になったモト、ということになります。

ほらね・・・前回(0098)書いたことだけど、この世界が全部「「有」の状態のモト」で満たされた時が、時間が終わる時だというのは、こういう理由なんです。

神さまについて初めて書いたとき(0020)、「神さまは、自分がどういう存在なのかを、知りたいと思った」と書きました。覚えていますか?

そのために、神さまは便宜上「自分でないもの」を作り、自分を二つに分けたんでしたよね。

神さまの最終的な目標は、この

「自分でないもの」が、本当は自分自身であることを思い出して、自分に戻ること


なんです。

その時が、前回書いた「JIKAN NO OWARI」なんですね。

もちろん「SEKAI NO OWARI」でもありますけど(書いちゃった(笑))。


アンパンマンは君さ

わしらはね、その長い長い旅の途中にいる、神さま自身なんです。

わしや汝は、みんな、神さまなんでしたね(0063)。それはこういう仕組みだからです。
d(^~゜ )

だから、ぜひ、自信を持ってください。

汝は、本当は、神さま自身なんです。
汝は、本当は、全知全能なんです。
汝は、本当は、絶対に傷つけられないんです。
汝は、本当は、恐れるものなんて一つもないんです。
汝は、本当は、とても素晴らしい生き物なんです。
汝は、本当は、栄光と愛に満ちた、光の旅人なんです。


汽車は闇を抜けて光の海へ

神さまの長い長い「時間の旅」が、いつ、何年後、何万年後、何兆年後の何時何分に終わるのか。

それはわしらには、分からないようになっています。

ですが、必ず、その時は来ます

わしらは、その旅を、神さまと一緒にやっている、旅人のようなものです。


・・・実は、『銀河鉄道999』のアニメのオープニングに、そういう歌詞がでてくるんです(笑)。

ひとは誰でも しあわせ捜す 旅人のようなもの
(『銀河鉄道999』ささきいさお・杉並児童合唱団)

『銀河鉄道999』には、主人公の星野鉄郎少年をいつでも支えて助けてくれる、謎の美女「メーテル」が出てきます。

汝のそばにも、メーテルがきっといます。

それが身近な人物の場合もあるでしょうけど(汝が気づいてないだけ、なんてこともあるかも)、たとえ無人島で一人きりであったとしても、わしらのそばには、いつも「神さま」がいて、わしらの人生という旅を、ハラハラしながら見守っているんです。

神さまはね、前にも書いたけど(0073)、汝が生まれる前に決めた「今回の人生のシナリオ」がちゃんとその通りすすんでいるか、いつも影から汝を支えています。

ようするに、です。

汝は神さまです。が、汝の周りにいる人々も、みんな神さまです。そして目には見えない、こっそり支えてくれる神さまもいます。この世界は、神さまだらけなんです。
(^~^ )

「汝が生きていること」そのものが、この世界がゴールに向かう旅の一部なんですから、この世界にうじゃうじゃいる他者(0024)も、もちろんその旅の仲間なんです。

同じ仲間なんだから、助け合った方が絶対に効率がいいし、汝自身の幸せにも近くなります。

沢山のことを「許し」て、この長い旅の一部である「人生」を、「辛くない」どころか、

「楽しくて幸せ」いっぱいの旅

にしたいですね。
d(^~゜ )

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

次回はいよいよ、目標の100回目です! 長かった・・・
(^~^;)

何を書こうかな・・・お楽しみに!

でも、わしの話を信じないでね。(0001)からの、約束だよ!
d(^~゜ )

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これは、拙ブログ『人生はなぜ辛いのか、と思った時に読むブログ』からの転載です。イラストや強調で分かりやすい、本家サイトはこちら。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/
このブログの文章を初めてお読みの方は、ぜひ第1回からお読みください。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/2018/09/0001.html
今回のエントリーのページはこちら。
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日南本倶生(みゅんひはうぜん)
「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)