#4 立ちはだかったのは、KaTeXの壁でした
文系ど素人が、独学でAIを作れるか試す企画。
ゆるコンピュータ科学ラジオをご存じだろうか。
ゆるくコンピュータ科学について語ってるラジオ。私はポッドキャストで聴いている。
これがめちゃくちゃ面白くて、Pythonの勉強を始める前から聴いていた。
どこかの回で、開発日誌をつけるって話があった。
エンジニアさんは結構つけているらしくて、形から入るタイプの私はもちろん、Pythonの勉強を始めるときにつけることに決めた。
使っているツールは、Notion。
ちょっとばかし日本語対応していないところもあるけれど、英語が話せない私だって使えているのだからみんな使える。
テンプレ豊富で使いやすい。最強のメモツール。
さて、私はのPythonの勉強の進捗は――と言ってもおそらく普通の進み方ではない。まず数学をほとんど忘れているので、Pythonを使いながら古の数学の知識を掘り起こしている。AI学習には必要なことだと聞いたからだ。
四則演算や三角関数などを抜け、ついにベクトルやシグマのあたりへ。懐かしい数B とかそこらのやつじゃん。
忘れているのでメモを取ろうとする。
Notionに数式もメモしたい。
メモれない。だって、分数とかでっかいかっことか紙なら簡単だけど、Notionでの書き方なんて知らん。
調べた。そして出会った。
KaTeXに。
記録している人
はるまき
・HTMLをかじって古のサイトを作った経験はあるという程度。
・体育の次に物理、その次に国語が苦手だった体育会系にも理系にもなれない文系。
・最近興味のある資格は、G検定。
記録開始日
開始日:2023.9.10
総勉強時間:Python→約30時間 AI関連→約38時間
AI関連の勉強ってとても楽しい。時間が足りないのが難点。
眠いのをコーヒーでカバーしているのもたぶんよろしくない。
休日はほとんど立ったまま勉強しているおかげか、足が強くなってきている。
Notionで数式をいれるには
やり方としては、二つある。
1.文中にいれる
まずは$$を入力。
続いて、KaTeXの知識(LaTeXでも一部いける)を使って、数式を入力。
最後に$$で締める。
2.数式をブロックとして追加する
1のやり方ではできないときに使うのがおすすめ。
でっかいシグマとか、でっかいかっこはこちらでないと入らない(と思う。私はそうだったので、そうでないなら逆にやり方を教えてほしい)
入力の仕方は、数式をKaTeXの知識を使って入力するだけ。
KaTeXなんて知らない
何語???何処からいらっしゃったか。
調べると、LaTeXの親戚的なやつで、LaTeXより数式に特化しているやつだということはわかった。
つまり、美しい組版にしてくれるコードの数式特化版。
詳しい方、このゆるい説明を怒らないでほしい。常に私の書く記事は、初心者理解なんだ。
不思議なのだが、LaTeX。読み方、ラテフ。
存在は知っていた。どこかで聞いたことがある程度だったけれど。
確か私は大昔になぜか書いたし、ラテックスって読んで赤っ恥をかいたのだ。ラテックとも読むので、ラテックまで合ってんだからスくらい聞かなかったことにしてほしい。
赤っ恥のことしか覚えていないわけだから、数式なんて当然覚えていない。
しかし、数式をメモしておきたい私は確かにここにいる。
KaTeXで書くしかねえな。
寄り道してるって思うけど
こうして私はついに、KaTeXで一部の数式を書けるようになった。
分数、乗数、平方根、etc……
正直、時間がかかった。
これ調べている時間の方が長かった気がする。
これって、AIを作るときに使うかって訊かれたら、たぶん使わないのではないか。
言ってしまえばまあ、本末転倒ではある。片手間の誰も見ないメモにきれいに数式を書き残したって、無駄っちゃ無駄だ。時間がないって騒ぐなら、無駄は省くべきだと思う。
けれど、やっぱりきれいな数式が私の書いたコードで出てくるのはちょっとうれしい。
やらなくってっていいけど、使い道なんてないかもしれないけど、知らなかったことを調べてできるようになるのって、なんでも楽しいなって思う。
また新しい数式に出会ったとき、きっとどう書くかわからなくてうなることになる。
それでも調べてどうにかしようとしちゃうのは、結局目的も達成したいけど、小さな達成感も得て生きていきたいなんていう、ただの欲張りなだけなのだろう。
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