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ナルコレプシーの勉強法ver2023

ナルコレプシーの勉強法って調べても出てこないので、はっきりナルコレプシーだってわかったときはちょっと悩んだ。
社会人になると、学生より時間が取れなくてさらにシビアになる。

というわけで、いろいろ模索してみて今年は何とかうまくいった気もするし、自分用のメモもかねてまとめておこうかなと思った。



ナルコレプシーって何?

簡単に言うと、眠くなってしまう病気。
といっても、普通の寝不足みたいな「ねみい、めっちゃねみい」って自覚がある感じではない。そもそもきちんと7~8時間寝ているのだし。
だから「えっ、今寝てたの?私寝てた?」ってなる感じ。
つまり、気を失うように寝ているので、本人は起きてから気がつく。はた目には居眠りしか見えないので、居眠り病とか言われているのかもしれない。
動いていても起きることがある。その間は、意識外で何かしていることがある。もちろん意識にはないので、目が覚めるととんでもないことになっていたりする。

最近少しは認知度が上がってきたような気がする。
とはいえ、二種類あるとか、気を失う以外にもあることはたぶんそんなに知られていない。
私はナルコレプシーⅡ型だけど、とにかく今回は勉強法の話なので、細かい症状の話とかは、いつかどこかで素人なりにまとめたい。


今年の勉強進捗

今年はあまり、結果になる勉強はできなかった。

取得資格

・FP3級
・TOEIC(点数は言えないし、ほぼ記念受験)
・会社の情報の資格

その他勉強

・機械学習
・Python
・カリンバ


実践してよかったこと

上半期

・寝る自分を許す
 
あきらめも大事、というのは言い方に問題があるけれど、病気なんで。寝るのは仕方ないんやで。そういう気持ちを確立することに成功した。
 昔は「寝るために生まれてきたのか、クズめ」っていうループを繰り返していた。(そもそもナルコレプシーだと発覚するのがだいぶ遅れていた)
 寝る時間を後ろ倒しにして、寝てしまった分を取り戻そうとした。
 もちろん、こんな生活はうつになる。

 そこで、寝ることを認める思考形成が始まった。
 だいぶメンタルは楽になった。メンタルは。
 結論、この時期にTOEICを受けた私の点数は悲惨なもので。
 なんたって勉強時間、ほとんどなかった。寝てた。そのくせリスニングだけわりと取れていたので、悪くないなあと思った。

下半期

・コモドーロタイマー+運動
 
これ、私にとってはベストな勉強法。
 コモドーロ勉強法は、25分勉強したら、5分休むってやつ。時間の長さはやりやすく変える。

<やり方>
1.最初の25分は眠くなるので、25分持たない。
2.YouTubeを起動する。
  短時間有酸素運動とかHitとかの動画を選んで実際に運動する。
3.勉強に戻る。
4.昼食後も同じ現象が起こるので、2→3をやる。

 健康にもいいし、なぜかやせたし、目も覚めるし、最高。
 ちなみに、私は運動が嫌いだ。逆上がりもできないし、持久走は後ろから数える方がはやいし、チームでやる球技なんて動けないレベルの運動音痴。最初は気乗りしなかった。
 今は勉強関係なく、YouTube見てちょっとだけ運動することがある。人間って変わる。

・動画学習
 リスニング能力が高いけれど読解はカスとTOEICで証明された私は、やっぱり読むよりも耳で聞く方が物覚えがよかった。
 FP3級の解説動画をYouTubeで聞き流していた。(本当にこのご時世無料で解説してくださる動画があって、ありがてえ。感謝しかねえ)
 それから過去問とか、テキストの問題をやると今までよりもわかる。というかテキストだけでわからなかったことが、すんなり理解できる。
 自分に合う具体的な勉強ツールが、ようやく見つかった。

・生活を整える
 
今さらなのだけれど。
 何時に寝て起きるのがよいのか、模索するのが大事。そして少しは病気と寄り添うために、眠くならない健康的な方法を試す。もちろん、これはメンタル的に余裕がないとできない。(上半期まで何かしら仕事で冷遇されていたのに、転職した瞬間仕事ができる扱いされて環境ってあるなあと思っている)

<私のベスト>
起床:5:30
就寝:22:00~22:30
その他:飲みものを紅茶にする、カリンバをやる、夕食は少なめ20時まで
    お菓子は避ける、勉強は基本立ってる、など

 まだあるけど、ほぼ無意識でやってることとか、まだ模索中のこととか、たくさんある。
 薬の取り方にしてもそう。休薬日を設定するのが難しい。設定しないと体が慣れてしまうと言われた。
 診断を自体は5年くらい前くらいにもらったのだけれど、私には他の薬で眠くなってしまう作用のものとかあるので、はあ~?ってなっている。

・勉強に飽きたら飽きてしまえ
 
ずっと同じ勉強はできない。FP3級を取ったときや、AIの勉強をしているときに思った。なぜなら私はめちゃくちゃな飽き性で、何も考えずに行動する能力を持っているからだ。
 FP3級にしても、独学で1ヶ月が経過した頃には過去問で8割取れていたこともあり、飽きた。本当に飽きた。飽きると眠い。たぶん、病気関係ない。

 おかげで、全然進まんし、ずっと寝てるんだが。

 そこで、勉強時間を減らした。この時間勉強したら、同じだけ趣味の時間をやって、また戻ってを繰り返す。
 私の興味はめぐるので、少し離れるとまたやりたくなる。

 AI学習に関しても、つい三週間前くらいに全力で飽きた。ずっとこれ、飽きた。
 今回は資格取得を目的としていないこともあり、一度100%手放した。ぬいぐるみ作りとかカリンバとか狂った映画観たりとかして、休日を潰した。
 すると、二週間くらいして私の興味はまた戻ってきた。今は機械学習を理解するために、数学からやるぜ、なんて意欲が多分違うところに飛び火している。役に立つからいいけど。



真面目さ<遊び心

 きっと、知らんけど、他の記事で見た気がするから他人の受け売りだけど、真面目なんだ。ナルコレプシーの人って、真面目なんだ。
 寝てしまう分何かを取り返そうと必死だし、不真面目だと思われるから起きていられるこの短い時間の間だけでも何か残せるようにって真剣なんだ。

 いや、無理。
 っていうか、私にはもう真面目に睡魔と戦ってどうにかしたろ、っていう気概がない。そんな元気ないや。
 だからとりあえず、こいつら手なずけるにはどうしたらいいかなってゲーム感覚で時と場所を選ばいない睡魔と、ナルコレプシーと向き合うことにした。
 今年はわりとそれがうまく軌道に乗り始めているいい年だったなって気がする。
 もちろん、そこにはめちゃくちゃホワイトオブホワイトな職場に転職したから病気以外の厄介な情報をシャットアウトできたからかもしれないなあとかなんとか。

とにかく、勉強法メモでした。
もっといい勉強法、見つかったらいいね。

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