心優しい侏儒たち
二人の小鬼は、森の木々の不思議な扉を使って
人間の世界へ遊びに来るのが大好きでした。
ある日、小鬼たちは悪い人間に捕まり
売り物にされてしまいました。
小鬼を買ったのはメデューサの王でした。
プリンセスの15歳のお祝いの
贈り物にされたのです。
小鬼たちは城から一歩も外へ出られない
プリンセスを可哀そうに思い、
歌や踊りを覚え、いつまでも共にいることを
誓ったということです。
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