2月の戦略会議では「情報発信」に関する施策を中心に話し合いました【チーム村松の会議室】
「チーム村松の会議室」では、ファッションデザイナー村松啓市とその挑戦を支えるチーム村松の定例会の内容を、毎回公開しています。
ご報告が遅くなってしまいましたが、2月の初め、私たちは定例の「戦略会議」を行いました。今回は「今後、私たちの活動についてどのように情報発信していくことがいいのか?」を中心に話し合いました。
ただ「いいものを作る・いい活動や取り組みを行う」だけでなく、それをしっかり「伝える・届ける」ことが大事だと、私たちは考えています。
今回も、話し合った内容の一部をご紹介したいと思います!
●【ご報告】アイロン作業の説明会を開催しました!
戦略会議の話に入る前に、1つご報告があります。今月初めに、静岡県島田市にある私たちのアトリエで、「アイロン作業の説明会」を行いました。
私たちは定期的にアイロン作業を手伝ってくださる方を募集して、説明会を開催しています。【AND WOOL】のニット製品の製造過程において、アイロン作業は非常に重要であり、労力もかかる仕事です。無理のない範囲でお手伝いいただいているのですが、人手が足りずに困っていることが多いのも事実です。
村松の運営するWEBマガジン「AND MAGAZINE .JP」に、現場で作業するニット職人さんが、その作業の難しさについて話してくれた記事が公開されています。よろしければこちらもご覧ください。
今回は、それほど大きく告知をしたわけではなかったのですが、予想していたよりもたくさんの方が説明会に足を運んでくださいました。実際の現場を見ていただき、重いアイロンを浮かせた状態で蒸気を当てていく作業を、体験していただくこともできました。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。ご縁があって一緒にお仕事ができることになった皆様、どうぞよろしくお願い致します。
不定期にはなりますが、アイロンの作業者さん募集は今後も行っていきますので、もしご興味がありましたら説明会にご参加ください。(募集はTwitterやInstagramなどの発信媒体で行なっております。よろしければフォローをお願い致します。)
●ニット職人さんにインタビュー取材を行いました!
今シーズン【AND WOOL】では、ニット職人さんの提案から生まれたニットの、初の商品化が実現しました。昨年の秋から販売がスタートした「ヤクのニット手袋」です。
商品開発に携わったニット職人の吉田さんは、【AND WOOL】で働くようになるまで編み機に触ったこともなく、手編みを始めたのも編み機を使えるようになった後でした。
その吉田さんが、自ら手を挙げて商品開発に挑戦してくれた1年間のストーリーを、吉田さんのインタビューを交えながらぜひ紹介したいと考えました。きっと、製品を購入してくださる方も、現在私たちのブランドのニット製品の制作に関わってくれる方たちにも、楽しんでもらえると思ったからです。そして私たちスタッフが、ぜひ皆様に伝えたいと思った物語だったからです。
吉田さんは、セーターなどのオーダー品の製造も担当する、技術の高いニット職人さんです。2月の上旬、忙しい仕事の合間をぬって、オンラインでの取材を受けていただきました。
記事は先週、村松啓市が運営するWebマガジン「AND MAGAZINE .JP」に公開されました。よろしければぜひご覧ください。
●休止中だった連載を再開することになりました!
村松啓市が運営するWebマガジン「AND MAGAZINE .JP」で、2020年5月にスタートした「羊と暮らし」という連載企画があります。
この企画は、羊の毛を狩るところから、毛糸ができて、それが製品になるところまでを紹介しようという、私たち【AND WOOL】が兼ねてからやりたいと思っていた取り組みでした。
素材となる「羊の顔」までわかる製品を作る……そんな楽しいストーリーをこの連載で皆様にご紹介したいと考えていました。
ところが、連載がスタートした翌年、世界規模のパンデミック「新型コロナウイルスの感染拡大」に見舞われてしまいました。企画は一時停止、それに伴って連載も休止しなければならなくなりました。
あれから2年。実は現在、「羊の顔までわかる製品を作る」という企画の趣旨に共感してくださった方たちと、水面下で新しいプロジェクトを進めています。まだ詳細は公表できませんが、連載「羊と暮らし」を改めて再開し、その内容を皆様に公開していきたいと考えています。ぜひお楽しみにお待ちください。
2022年は、私たちの製品をご愛用くださり、私たちのブランドの活動を応援してくださる皆様に、製品のことや様々な取り組みについて、これまで以上に丁寧に「伝える」ことに力を入れていきたいと、スタッフ一同考えております。皆様に楽しんでいただける企画、より製品に愛着をもっていただけるような企画をたくさん考えていますので、ぜひお楽しみいただければうれしいです。
企画の進捗については、こちらのnoteでも紹介していきますので、引き続き「チーム村松」を応援してください。どうぞよろしくお願い致します。