茶畑の中のニット屋 「ANDWOOL」 今年最初の挑戦
こんにちは。ファッションデザイナー 村松啓市です。
私は、ファッションブランド『muuc/ムーク』、と、ニットブランド『ANDWOOL/アンドウール』の運営(デザインやディレクション)そして最近は『CARL VON LINNÉ / カールフォンリンネ』のデザイン担当をしています。
久しぶりに自分の頭の中を、恥ずかしながらnoteに書き綴ってみようと思います。今日は、noteでもたくさんの方に応援していただきながら進めている『ANDWOOL/アンドウール』について。
●『ANDWOOL/アンドウール』とは
『ANDWOOL/アンドウール』とは、静岡県島田市の山間にひっそりとアトリエ兼ショップを構える ニットブランド になります。オリジナル毛糸を作って販売したり、編み物キットを開発したり、『手編み機』を使ってストールを編むワークショップを開催しています。
その中で、最も力を入れて活動しているのが、『ニット職人を育て、手仕事でニットをつくり、販売する』という活動です。 就労支援B型事業所【ライク】とパートナー関係も築くことができ、上質なニットを制作しています。
5年ほど前から始めたこの活動は、職人を育てること自体が難しいのはもちろん。
手仕事による上質なニットの良さを知っていただくためには、どうしたらいいのか。
一般的なニット製品よりも制作期間をたくさん必要とする問題を、どう解決したら良いのか。
何度もクラウドファンディングに挑戦したり、noteで悩みを相談させていただくことで、少しずつ、少しずつ、活動自体を知っていただくことで、お客様も増え 地域の皆さまにも応援していただける活動に成長してきました。
●ずっと解決しない問題
しかし、現在も抱えている問題があります。それは【販売パートナーがまだまだ足りない。】ということです。
自社サイトや、販売プラットフォームでの販売。各地でポップアップを行ったり、ふるさと納税に登録させていただいたりと、販売数自体は確実に伸びていますが、自分たちで販売できる数や情報発信力には、やはり限界があり 生産数に対し、販売数が追い付いていない。という問題が残ったままの状態です。
(ANDWOOLのニットが、【毛玉ができづらく、使いこむほどに柔らかくなる。】という特長をもつため、頻繁に買い替えるようなニットではないことも 理由かもしれません。)
ニット職人の皆さまに、一年を通して安定した制作活動をおこなっていただけるようにするためには、販売パートナーを探す必要があります。
そこで、来月2月15日(水)~17日(金)に、中川政七商店が主催の【大日本市】に出展することにしました!!
大日本市とは、日本各地の地域の素材や資源を活かし、今の時代性として社会課題の解決や個人的な思いを編んだ「もの」や「ものづくり」に出会えるBtoBの展示会です。
2023年の最初の挑戦として、現在 こちらの展示会出展に向けて準備をしています。BtoBの展示会に出展するのは3年ぶりになりますが、私たちの商品や想いをしっかりと伝え、興味を持ってくださったショップ、企業にもメリットを提示できるような準備をしたいと思います。
そんな決意を込めて、noteを投稿させていただきました。
最後まで、記事を読んでくださってありがとうございました。
良い報告ができるように頑張ります!
大日本市 / 開催概要
2023.2.15[ WED ] - 2.17[ FRI ]
10:00-17:00(最終日は15:00閉場)
詳細はこちら
※主にバイヤーさま向け商談会のため、 一般生活者さまのご来場はご遠慮いただいています。
ベントスペース「EBiS303」 イベントホール
(受付はエスカレーター進んで2F)
東京都渋谷区恵比寿1-20-8 エビススバルビル
JR恵比寿駅東口から徒歩約3分
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