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特別支援(重症身心障害)と通常教育を共通言語で話し合うのは難しそう。

学習指導要領を読むのが苦手な教師です(ごめんなさい!)がんばって新学習指導要領の勉強を始めました。

特別支援教育の評価が通常教育と同じ3観点に整理されました!通常学校と連携しやすくなり、繋がりのある教育ができる、共通言語で説明できるようになるそう。
なるほど、だからこうなってるのかー!と思いました。

私はもともと小学校で先生をしていましたが、今は肢体不自由特別支援学校で重症身心障害の生徒たちを教育しています。
高等部で国語と数学をやっていますが、まだ分化するレベルではないです。
1時間で「国・数」というセットになった授業をしています。主に五感をつかって感覚や感情を引き出すのが目的です。
なので、手でスポンジやつるつるのボールの感触を味わったり、車イスでガタガタ道を通って振動を感じたりする体験を積み重ねる授業を行っています。

授業内容の実態は前述の通りですが、個別の指導計画や評価は3観点に沿って書かなければなりません。
これ、現場からするとものすごく無理があります。
国語と数学を同じ時間に同じことをしているのに(しかも国語・数学に分化する以前の内容なのに)、指導計画や評価ではそれぞれの教科の特性に合わせて3観点で書くのです。どうやって書き分ければいいんだ!

たぶん保育のほうが指導内容的に近いと思います。無理やり共通言語を作られても内容自体合っていないと感じます。
知的に軽度だったり、他の障害種だったりすれば良かったのかもしれませんが…。
でも、重症身心障害の特別支援では無理がある。目標も実態に合わずたてにくいです。こちらは幼児教育と共通言語で話せた方がお互いのためになりそうです。個人的に保育の目標とか学びたい。保護者の感じ方とか管轄の違いとかがあって難しいのでしょうか?わからんけど。

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