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2024年12月にプレイしたゲーム


◆古銭プッシャーフレンズ参

プレイ時間4時間/470円
古風なマルチプッシャーゲーム

ゲームセンターにあるメダルプッシャーゲームを古銭を使って遊ぶことができるゲーム。
盤上にあるサイコロを獲得して東海道を巡るすごろくを同時に遊べるのが特徴。集めたコインで自機を強化して東海道を再走できる周回要素があるおかげで妙に中毒性のあるゲームになっていて良かった。
マルチでも遊べるので知らん人と古銭投げまくれるのも良い。何も考えたくない時にちょうどいいゲーム。


◆Felvidek

プレイ時間5時間/1,300円
中世スロバキアが舞台の個性尖りまくりRPG

オスマン帝国やカルト、様々な思惑に巻き込まれていくアル中騎士の珍道中を追うコマンド式RPG。
戦闘システムはツクール製ということでオーソドックスなコマンド式でかなりシンプルなのだが、敵味方の行動の際にアニメーションが細かく入るので目が楽しい。主人公が酒飲みなので回復アイテムが酒だらけなのも面白い。
そしてなによりビジュアルが強い。ドット絵で少ない色数ながら繊細な画風で、各キャラクターの描き分けが見事。時折挟まるローポリのムービーもモーションが面白く、味があって良い。

日本語訳は口調や固有名詞のブレなどがあり文章も機械翻訳風味で質はあまりよくない。しかしどうやら原語の翻訳難易度が高いらしく、日本語でプレイできるだけでもありがたいなという感じ。
カルトが関わるのでじめじめした部分もありつつ全体的にコメディ寄りでやり取りが小気味良くて面白かった。しょーもない下ネタ多め。その割にEDが異様にしっとりしていてじわっと沁みて良かった。
スロバキアについての知識が貧弱で理解が難しい箇所もあったので勉強し直して2周目やりたい。癖が強すぎてまっすぐオススメはできないけどなんか珍味みたいなゲームで良かった。

強制犬撫で嬉しすぎ


◆どうぶつの森 ポケットキャンプ コンプリート

プレイ時間20時間くらい?/2,000円
どうぶつと交流したり労働したりするスマホ向けのスローライフゲーム

犬まみれキャンプ場 良すぎ

最近サービス終了したソシャゲのオフライン版。元のオンライン版は最初の半年ほどだけプレイしていた。リリース記念で安くなってたので(980円)、懐かしさで買ってしまった。
どうぶつたちの要望を叶えることでクラフトの材料を集めて家具を作って理想のキャンプ場を作るのが目的のゲームなのだが、なんか…やることが…やることが多い…!流石に6〜7年ぶりに触るので要素が増えまくっていて何がなんだかわからん。素材集めてクラフトしてどうぶつの言う事聞いて鉱山潜ってイベントこなして……スローライフとは程遠いゲーム体験ができる。
今はもう犬を可愛がることだけを考えている。楽しい。7年間分の要素を980円で遊べるのはだいぶお得。


◆Egg Squeeze

プレイ時間2.5時間/470円
※日本語非対応
卵を割らないようにぎにぎするクリッカーゲーム

クリックをし続けることで卵を握り、割れないギリギリのところを狙って離すことで卵とのシナジーを高めていくゲーム。ただし、割れる秒数は3〜9秒間の中で完全にランダムなので純然たる運ゲー。どうしようもない。
卵を握る加減でポイントが貰えて、それを目標まで貯めることでクリアできる。卵が割れると大幅に点数が減らされてしまうが、かと言って少ししか握らないチキンプレイをしても貰えるポイントは微々たるもの。気合入れて思いっきり握るべし。
やることは卵を握る、ただひとつなのに妙に楽しくて夢中になる。中盤からは駆け引きのような要素が複数追加されてゲーム性が広がるのも良かった。
一応ストーリーがあるので英語頑張って読んだけど怒涛の展開で面白かった。卵との一体感を高めたい人にオススメ。


◆Purrfect Apawcalypse : Purrgatory Furever

プレイ時間2.5時間/700円
犬とゾンビと終末のケモリョナアドベンチャー

可愛い犬が酷い目に逢い続けるマルチエンディングのノベルゲームPurrfect Apawcalypse3部作の2作目。前作の「Love at Furst Bite」のグッドエンディングからの続編。
前作で虐殺された犬たちが唐突にゾンビとして生き返り主人公たちに襲いかかってくるのでなんとかしようと頑張る話。
今作も犬が可愛くて死に方もいろいろ、前作の良いところを引き継いだままボリュームが増えてて良かった。好感度による細かい分岐があって楽しい。
犬たちにちゃんと犬らしさが見えるのがたまらない。嬉しいことがあるとしっぽ振ってくれるの良すぎる。


◆Purrfect Apawcalypse : Patches' Infurno

プレイ時間3時間/800円
犬と猫と終末のケモリョナアドベンチャー

犬猫が酷い目に逢い続けるマルチエンディングアドベンチャーPurrfect Apawcalypse3部作の3作目。例により前作とがっつり繋がっていて、問題児パッチーズくんが主役になり険悪な犬猫の関係を改善させたりさせなかったりするストーリー。
今作はポイント&クリックのADV。行動の幅が広がった上にキャラも大幅に増えていて楽しかった。犬猫たくさんで嬉しい。ただ、前作までとは違いスプラッタ展開に移行するにはプレイヤーが積極的に加害行動をしないといけないのがちょっと辛かった。
ハッピーエンドではあらゆる問題がちゃんと解決してくれて満足。やるなら3部作全部やるのがオススメ。日本語訳も凄く良かった、感謝。


◆Leap Year

プレイ時間2時間/580円
あちこちに散らばった2月のカレンダーを集める2Dプラットフォームのパズルアクション

気づくことの楽しさを追求しためちゃおもろパズル。
出来ることは左右移動とジャンプだけ、チュートリアルもなく何も説明してくれない。のだが、ステージの地形や主人公の動きそのものがヒントになっていて歩き回っているうちにどう動くべきか、何ができるのか自然に理解できるようになっていて凄い。ゲームデザインが見事。
謎とヒントがシームレスにテンポよく登場するので2時間弱ずっと楽しかった。特に終盤はステージ構成や導線が美しいうえに難易度も上がっていてプレイしていて興奮が止まらなかった 。
知ることで行動範囲が広がりものの見方までも変わっていく。短かいゲームだけど大作を遊んだような満足感があった。2024年に遊んだパズルゲームで1番好き。かなりオススメ。


◆Grapple Dog

プレイ時間9.5時間/1,520円
可愛い犬が世界を救うために飛び回るグラップリング2Dプラットフォーム

タイトルそのまんま、犬がグラップリングフックでスイングしたり飛び回ったりするアクションゲーム。おおよそ2Dマリオにグラップリング要素が追加された感じ。基本的なシステムはシンプルでオーソドックス。
ジャンプやグラップルの挙動にやや癖があるが、慣れてしまえば爽快感もあって楽しい。可愛い見た目に反して終盤はギミックが増えてなかなかの難易度になりやり応えは充分。チマチマした動きが要求されて爽快感がなくなってしまったのだけが残念。

撫でられる!!!

超!オススメポイントとしては、各キャラクターにはボイスがついていて、それぞれの種族にあった言葉で喋ってくれること。つまり主人公の犬くんがずっとわんわんわふわふ言ってくれる。可愛い嬉しい。
演出も凝ってるしビジュアルも良かったし満足。


◆ステーキ焼くだけ

プレイ時間2時間/235円
ただひたすらにステーキを焼くだけの料理シミュレーション

タイトルそのままやることはただ一つ、注文に沿って肉を焼くだけ。「肉がプルプル」というレビューに惹かれて買ったけど、本当に肉がプルプルで嬉しかった。600gのヒレがやばい。
肉の厚さや部位で焼く秒数が細かく違うので結構難しく、意外と奥が深い。肉の焼き加減を教えてくれる装置を入手すると作業ゲーと化すけど、まあ楽しかった。
個人的にはパンケーキ焼くのが好き。暇つぶしにオススメ。


◆Dig Dog

プレイ時間2時間/470円
犬が骨を求めて地中を掘り進めるローグライトアクション

左右移動とジャンプのみでプレイできるお手軽わんこアクション。難易度高め。明確なクリアがなくステージがループするタイプらしいが、終盤が難しくて1ループもできなかった。
ジャンプ中にさらにジャンプボタンを押すことで急降下できたり高速で土が掘れたりする。慣れるとキビキビ動けるようになる。アイテムでのアップデートの効果も様々で結構幅があって良かった。
全体的に見ると単調だし細かい操作が求められるのが厳しかったけどでも犬が可愛いので良い。吠えるボタンあるのが嬉しすぎ。ちゃんと1周遊びたいところ。


◆Speed Dating for Ghosts

プレイ時間6時間/720円
※日本語非対応
個性豊かな幽霊たちとデートをするほんわかアドベンチャー

幽霊たちと親睦を深めて一緒に過ごしたりするゲーム。死因や生前について聞いて幽霊たちの背景を掘り下げていくのが楽しい。それぞれは短いストーリーだけどいろんな人生や価値観を見られてとても良い。幽霊の見た目は死因や生前の人生に関わったデザインになっているので、そこからもいろいろ想像できて面白い。
死んだことに気づいていない幽霊もいれば、強盗に誘ってくる幽霊や犬の幽霊までいて個性豊か。みんな愛嬌がありどんどんストーリーに引き込まれていく。

最高犬
安心してください、撫でられます

日本語は無いけど気合いでプレイした。概ね理解できたけど細かいニュアンスは拾えてないと思うので悔しい。英語自体は簡単な方な気がするしボリュームも控えめなので雰囲気やコンセプトに惹かれたなら是非。
幽霊たちみーんな可愛い、オススメ。あと犬が本当に良かった。


◆Mediterranea Inferno

プレイ時間4時間/1,700円
クィアな若者3人によるパンデミック後の逃避行を描いたビジュアルノベル

個性的なビジュアルが特徴のマルチエンディングアドベンチャー。夏の気怠くて曖昧な雰囲気が心地よい。
前作の「Milky Way Prince」で見られた個性的なビジュアルや演出がさらに洗練されて尖っていて強烈。演出面がとにかく凄くて、目まぐるしく画が変わり続けるのでずっと新鮮。とんでもない量のイラストが出てくる。ゲーム制作のことは何もわからないが、とんでもない労力がかかっていることだけはわかる。

アイデンティティを求めたり、ただただ人恋しかったり、愛に苦しめられていたり………みんなが抱える悩みがわかりやすく、パンデミックという身近な時事ネタが絡んでいるということもあり、設定の特殊さのわりに飲み込みやすかった。それでもEDはどれも鮮烈でインパクトがあり面白かった。
前作より飲み込みやすく、且つ、より尖った怪作。ビジュアルに惹かれたなら絶対やろう。暑くて爛れた幻覚を見よう。


◆DISTRAINT

プレイ時間2時間/580円
仕事によって精神的に追い込まれていく2Dホラーアドベンチャー

住居の立ち退きを要請する仕事を生業にしている主人公が、良心の呵責に苛まれる様子を追うゲーム。ジャンプスケアがあるけど、本当に緩いのでホラー苦手でも楽しめそう。どちらかというとじわじわくるタイプ。
短いゲームだけど雰囲気作りが上手く、ストーリーも良くできていて満足度は高い。主人公がどんどん追い込まれていく様はなかなかキツイものがあった。
日本語タイトル(ドットホラーストーリー)がダサすぎるのだけはどうにかならなかったんか?


さいごに

12月のお気に入りはFelvidekLeap YearSpeed Dating for Ghostsです。
意図せず犬ゲーが多くなってしまったが、その中でもSpeed Dating for Ghostsの犬は完全に不意打ちでサイコー。サプライズドッグゲーム。
最後の最後にいっぱい遊べて良かった。

2024年のまとめ

プレイしたゲームは90本でした。沢山の良いゲームに出会えて本当に楽しかった。記事もちゃんと12本書いたのでめちゃくちゃ偉い。記録を残すことで思い出せるしついでに紹介もできるし、飽き性の自分が続けられている数少ない習慣なのでこれからも続けていきたい。
いろんな人の感想も沢山読めたのも良かった。ウィッシュリストが膨れ続けるし積みゲーも減らないぜ!ありがとうございます!!
未クリアのゲームが2本あるので、それは本当にちゃんとやりたいと思っています。ずっと心残りではあったので。

ここまで読んでいただきありがとうございました。フォローやスキ等も感謝です。こんな小学生の作文みたいな文で毎度本当に申し訳ありません。2025年も「良かった」「楽しい」「犬」をメインに感想を書いていきたいと思います。

終わり

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