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2025年1月にプレイしたゲーム


◆Chroma Zero

プレイ時間11時間/1,414円
※日本語非対応
色がテーマの一人称視点の3Dパズル

「Outer Wilds」や「Leap Year」のような、知識を得ていくことで探索範囲が広がったりものの見方が変わる、近年Metroidbrainiaと呼ばれるジャンルのパズルゲーム。
初見時のわけわからなさとか停滞時の絶望感とか閃いた時の気持ち良さとか、この手のジャンルの魅力がぎゅぎゅっと詰まっている。世界を構成するルールを理解することで、全てがピタリとはまっていくような感覚が強烈で良かった。

よく練られたレベルデザイン、色鮮やかな世界、美しいBGM、全てが綺麗に噛み合っていて最後までずっと楽しかった。
日本語はないけど機械翻訳でなんとかなるレベルだし、大事なことは太字で書いてくれているから勢いでいける。文章量も多くないしやろう!!!やってくれ!!!!!!
何を書いてもネタバレになるので具体的なこと何も書けなかったな……。Metroidbrainiaが好きなら間違いなく楽しめる良作。このまま埋もれていいゲームではないと思う。


◆Linelith

プレイ時間1.5時間/350円
さっくり一筆書きパズルゲーム

マス目を埋めていくパズル。チュートリアルはなく、実践することでルールを理解させてくるタイプ。ルールを理解することで世界の解像度が上がっていく感じがして凄く良かった。レベルデザインもとても丁寧。
シンプルなゲーム性ながらも気付くことの楽しさが詰まっていてとても楽しかったし、気持ちよかった。終盤良すぎてずっと喚いてた気がする。難易度易しめでボリュームも控え目なのに満足度高し。
これもネタバレ厳禁系なので何も書けなかった。安いしひとまずやろう。
クリア後に知ったんだけどあの名作激ヤバパズル「Patrick's Parabox」と同じ開発だった。おもろいゲームしか作れない天才。


◆Yolk Heroes : A Long Tamago ※未クリア

プレイ時間100時間/499円
魔王を倒すために勇者エルフを育てる放置ゲーム

ゲームボーイ風味な可愛いドット絵が特徴の育成+放置+RPG。卵から孵った勇者をお風呂に入れたりご飯をあげたり、時には訓練をつけたりして勇者を強くしてクエストを攻略していくゲーム。概ねたまごっち。
しっかり放置して強化すればクエストはほぼクリアできるので難易度としては低いと思う。時間を短縮する術がほぼ無いのだけがキツい。
ドット絵が可愛いし、BGMもRPGらしくて良い。要素はシンプルだけど細かく作り込まれていて楽しかった。未だにクリア見えてないので頑張って放置してクリア目指す。


◆DISTRAINT 2

プレイ時間2時間/1,000円
独特なビジュアルが面白いじっとり2Dホラー

不動産の差し押さえの仕事をしている男が狂っていく様子を描いたホラーアドベンチャー「DISTRAINT」の続編。前作が物語として綺麗にオチが付いていたので蛇足では?と思ってしまったんだけど、前作の描写不足の部分を補足するような内容で良かったと思う。
ホラーゲームとしては弱めだけど演出はしっかりしていて不気味。雰囲気作りが上手い。
前作だけでも充分面白かったが、2作合わせてプレイすることで、この物語をちゃんと理解できた気がして良かった。


◆LOOP LOOP ROOM

プレイ時間12時間/600円
回転したりループする部屋で分裂するスライムが頑張るパズルアクション

部屋に散らばる星を集めるのが目的の2Dプラットフォームのパズル。とにかくギミックが多彩でステージの数が多い。テンポよく新しい要素が追加されていくのでずっとやってしまう。
アクションやギミックそのものはシンプルなものの、部屋の回転やループ、スライムの分裂という要素のおかげで独特なパズルになっていて良かった。回転や分裂のタイミング、星を取る順番など考えることが多くなる終盤はなかなかの難易度になりやりごたえも充分。
発想の転換が必要なステージも多々あり程よく脳を動かせて楽しかった。あとスライムくんが可愛い。


◆Hyper Light Breaker

プレイ時間2.5時間/3,400円
※早期アクセス
混沌とした世界を冒険するオープンワールドのローグライトアクション

名作アクション「Hyper Light Drifter」の続編。自動生成される世界で死を繰り返しながらボスの討伐を目指すゲーム。
アクションは小気味よく直感的に動かせて楽しいし、グラフィックもBGMも申し分ない。前作の良さ・雰囲気をしっかり継ぎながら進化もしていてかなり良かった。
のだが、敵がやたら湧く&攻撃力が高い&自機の回復手段が少ない、といろいろな要素が重なりかなり高難易度になっている。特に最序盤はチュートリアルがほぼ無いこともあり理不尽にすら感じた。(※アプデで徐々に難易度緩和されている模様)
一人もボス倒せずキレて寝かせたけど、練習すればなんとかなりそうな気配もあるので少しずつでもやっていきたい。かなり期待しているタイトルなので大型アプデが入ったりしたらまた感想書きたい。
素材は間違いなく最高だけどバランスに関しては賛否両論なので買おうか迷っている人はレビューをよく読むべし。個人的にはもう少し待ってもいい気がしている。


◆Sorry We're Closed

プレイ時間8時間/2,800円
ヤバデカ女悪魔に求愛されるサバイバルホラーアクション

悪魔に魅入られ呪われてしまった主人公が解呪のために奔走するゲーム。キャラクターたちと交流を深めるアドベンチャーパートと、戦闘をしながらダンジョンを攻略するアクションパートを繰り返す形式。
アクションはやや癖があり、移動時は固定カメラで攻撃の際には手動で一人称視点にする必要がある。この切り替えが独特で難しく、楽しかった。主人公の特殊能力の"第三の目"で敵の弱点を暴き、リズムよく敵を倒していくのも楽しい。個人的な推しポイントは、斧やピストルといった武器が全て犬モチーフな点。リロードの度に唸ってくれるの良すぎる。

デザインが強すぎる

そして何よりビジュアルが激強。お洒落でハイセンスなキャラデザ、ほどよくデフォルメされた可愛くてレトロなローポリのグラフィック、目に入る全部が良かった。公爵夫人のデザイン良すぎる………。
ストーリーは直球でシンプルなのだが、要所要所の選択肢が迷うものが多いのが良かった。愛に狂う天使と悪魔と人間、三者三様で面白い。いろんな愛の形があるね。
ゲームとしての楽しさを保ったまま、やりたいことをとことん追求したような作品で凄く良かった。癖が強いゲームに殴られたい人にオススメ。


さいごに

1月のお気に入りはChroma ZeroSorry We're Closedです。
新年1本目がChroma Zeroだったんだけど、えらいゲームやってしまった。間違いなく2025年の10本に入るだろうな。数時間プレイして何も進捗が得られず絶望しながらゲームを落とした事が何度かあったので、クリアしたとき本当に嬉しかったしなんか泣きそうになった。
Sorry We're Closedもかなり好き。全部の要素好きだけどやっぱりビジュアルが最高。デザインセンスが突き抜けてて本当に良い。

Hyper Light Breakerは今後に期待。Heart Machine大好きだから応援している。バランスだけどうにかしてください。

1月から濃いゲームをたくさんプレイできて良かった。今年もこんな感じでやっていきます。よろしくお願いします。


終わり

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