ドク母とわたしの日常② 【心理的・身体的虐待のおはなし】
ある日、いつものように勉強をして、怒られて泣いていた時、母が急に優しい声で「むーちゃん。もう、勉強したくない?」と言った。
そういう聞き方は、それまでにされたことがなくて、私は勉強をやめるチャンスだ!!!と思った。暗闇の中で光が差した感覚だった。もうこんな辛い思い、毎日しなくてもいいんだ。お母さんに怒られなくていいんだ。
そして、それまでの人生で一番と言っていいほどの勇気を出して、
「… 勉強、、やめたいです。」
と言った。
母は驚いていた。「…そっか……」
やった。私、