Think Visionary.
僕はずっと0→1が苦手な人間だと思っています。
大学のときのNPOで考えた企画も、
「おもんない」と一蹴されることも多々あったし、
がんばって開催した企画に来たのは数名ということも多々ありました。
でも僕は1→10が得意な人間だとも思っています。
既存の企画の課題点をロジカルに整理・改善しリリースしたり、
すでに定着している組織内の仕組みやルールに疑問点を持ち、
より使いやすいようにすることは前職現職問わずやってきました。
(だから「会計」というルールの中で改善を行う会計コンサルの仕事は自分向きだったのかもしれない。)
「社会にはそれぞれの人間に役割があるし、俺がそういう人間なだけやろうなー」と今年に入って半ば納得する自分がいました。
が。
その前提は大きく崩されることになりました。
きっかけはこの本。
直感と論理をつなぐ思考法。
ちょっと前にAmazonでランキング上位にいたビジネス書です。
詳細は読んでいただきたいんですけど、
(拡大解釈も含めて)要約すると
・妄想しようぜ!
・自分の妄想を形にするのは「技術」
・できないのは自分の時間に余白がないから
って感じです。
僕はカタリバに転職して1年5か月が経ちましたが、
ここまで目の前の仕事に食らいつくので精一杯で、
妄想するなんてことは全然していなかったと思います。
(というより、カタリバの可能性を信じていたので仕事を続ければ次のステージにたどり着くみたいなことを考えてた)
でもそれは
「既存の仕組みをどうスケールするか」という思考が強かったので
「自分の妄想を形にするなんでできるわけない」と心のどこかで思っていたんやと思います。
でもそれじゃいけない。
特にソーシャルベンチャー的な組織で働いている自分は、
常に自分のかなえたい未来や実現したい世界を描き続けて、
それを実現させ、時代の流れとともにまた新たな世界を描く。
その繰り返しの中で生きていかなければならない。
そんな感じのことを頭の中で考え始めました。
ということで、
少しずつ自分の妄想を描くトレーニングを始めていこうと思います。