英語力ゼロから現地校へ~ロンドン駐在記 #6『初めてPartyに招待される』
今日でschoolに通い始めて5日目。学校が終わるとそのまま校庭で友達と鬼ごっこしてかけまわっています。
言葉が通じなくてもキャハキャハ笑って心が通じ合っている。
クラスメイトがぴよ子を見ると、
「ピヨーコ!」って呼びかけてくれている。
子供の適応力、順応力は想像以上でした。
そしてピヨーコさん、Londonで7歳の誕生日を迎えました。
初めて現地ママと連絡先の交換をする
スクールに通い始めて約一週間後、はじめてPartyに招待されました。
放課後、ピヨーコのお迎えに行くと、クラスの女の子のママが寄ってきて、
「ハロー、今度イーディーのパーティーがあるからよかったら来ない? 場所を連絡するから携帯番号を交換しましょ」って。そばでイーディーがニコニコしている。
わおー、ピヨーコ母は突然訪れた初めてのお誘い&連絡先交換にどぎまぎ。その上まだ自分の新しい番号を覚えておらずたもたしていたら、イーディーママが電話番号と彼女の名前を私の携帯に手際よくいれてくれました。
初めての現地ママと連絡先の交換😄、いたしました~♡
帰宅後、私からメッセージを送ったのだけど、その後連絡なし。おちつかない、いやはやおちつかない。
数日後、連絡がありました。
”Hi it's Lauren, Edie's mum. I spoke to you in the playground on Monday about Edie's party. It's the 〇〇, 〇〇road W〇 〇〇 3-6pm. See you there!"
連絡が来たことにほっとしながらも、
「ところでPartyって何のパーティーなんだろうね?」と私とぴよ子(笑)。
イギリス人は何かとパーティー好きと聞きます。ということは、夏休み前を祝ってクラスメイトを呼んで自宅でパーティーするってこと?? それともお誕生日パーティー?
色々はっきりしなかったので、我が家の元住人だった同期の奥様にそのあたりのことをズバリ教えていただきました↓
「パーティー」と言われたら、基本的には誕生日パーティーのこと。(クリスマスパーティー、ハロウィンパーティーなどの特別なパーティの時は、〇〇パーティーと言う)
プレゼントの予算は£10~20ぐらい。
プレゼントは自分でラッピングして、カードも必ずつける。プレゼントとカードの両方に名前を書くこと。(小さいうちはクラス全員を招待することが多いのでプレゼントの数も山ほどになる、名前がないとだれからのプレゼントか分からなくなるそう)
低学年のうちは、親が一緒に参加してもいいし、ドロップオフ(子供を会場に落とす=連れて行くだけ)で後から迎えにいくのでも、どちらでもいい。
Birthday Partyの手作りケーキに脱帽!
さて当日。家から数分のはずのパーティー会場までえらい迷ったあとに、やっとたどりつきました💦
イーディーのお家に招かれたのかと思っていたらそうではなくて、普段アフタースクールに使っている庭付きの施設を貸し切りのパーティールームにしていました。
イーディーに”Happy Birthday"と言ってプレゼントを渡すと、”Thank you!!” というなり部屋の一角に駆けて行きました。見ると、机の上にすでにプレゼントの山が。そしてピヨーコのプレゼントもその山の上にポンっと置かれたのです。
後からきた子供たちも、まずは机の上に持ってきたプレゼントを置いて、それから主役に挨拶しに行っています。なるほど、なるほど。そういうシステムなのね。
プレゼントに名前を書いておかないとわからなくなるよ、という理由に合点。にしても、すごいプレゼントの数です。
このパーティーのテーマはメキシコなのかな。メヒコテイストの夏らしいカラフルな飾りつけがかわいい。
部屋の正面には、オシャレで立派なアイシングのバースデーケーキや、ビビッド(奇抜!!!)な色でアイシングされたカップケーキ、同じくド派手な色合いのアイシングクッキー、ロリポップケーキなどがテーブルの上に並べられていました。
なんてポップなの。このセンス、最新の流行が吹いてきた~。
日本では味わったことのない世界の風を感じました。
そしてまさかまさかの、これらはすべて、イーディーママの手作りだということ。この広い世界には、子供のお誕生日会にこんなケーキを作る(作れる)お母さんがいるんですね。
すてき、です!!
さて、バースデーパーティーの最高の盛り上がりは、主役がバースデーケーキの上のキャンドルを消す瞬間です。この時間がくると外で走り回っていた子ども達も、おしゃべりに花を咲かせていた大人たちもみんないそいそとケーキの前に集まります。
なんとこのケーキ、キャンドルを立てる場所がケーキの上ではありませんでした。なんとなんとキャンドルを立てるためのポケットがケーキに仕込まれていたのです!
メヒコらしいサボテンやお花のデコレートたち。その一つが隠しポケットになっていたのです。
三段ケーキを華やかに見せる、ケーキに穴をあけない、そしてキャンドルに火が付いたときその意外性でみんなを楽しませる。
よく計算しつくされたケーキでした。ママ知恵、最高!!あっぱれ!
その日のインスタから。
初めてのPartyに参加し、最後に感じた正直な気持ち。。
私たち、来年こんな誕生日会ができる気がしない。
とりあえず今年はぴよ子のお誕生日が終わっててよかった、、、。
(#7に続く)