身近な人に感謝を伝えること
「身近な人」とは、物理的な距離のことではない。
国境や県境を越えても、私の事を支えてくれている人たちだ。
昨日、会社の同期(友達)から教えてもらったある一冊を読んでとても心が動かされた。
『夢をかなえるゾウ』という本だ。
この本では、神様のガネーシャから様々な課題が出されて、取り組む中で、人生を変え、夢を叶えるまでの道のりが記されている。
本当に面白くて夢中で読み進めていたが、終盤にさしかかったところで、私は本の課題を実践出来ずにいることに気づかされた。
靴を磨くこと
トイレを掃除すること
募金をすることなど、、、
このまま読み進めても、私は「夢を叶えることが出来ない」と思い、
読むことを辞め、急いで課題に取り組んだ。
その中でもとても大きな刺激だったのが、
「身近な人に感謝の気持ちを伝える」事だった。
私の友人はいつも私に手紙を書いてくれる。
私もそんな友人のことが大好きだった。
しかし、2020年の私は自分の事や悩みで頭がいっぱいになりすぎて、全く周りの人に感謝の気持ちを伝えられずにいた。
そこで、今年お世話になった全ての人に小包を送ろうと決意した。
昨日午後3時、何がどう変わっていくのか、半信半疑で買い物に出かけた。
すると、贈り物を選びながら、お世話になった人との1年間のエピソードで頭がいっぱいになる。
この人は、どんな一年だったかな。
忙しいあの人にはこの贈り物を、
料理が好きなあの子には、これを、
私を支えてくれたあの子にはこれを、、、
1年間のその人たちとのエピソードで頭がいっぱいになることから、
私は本当にたくさんの人から支えられてきたんだと身にしみて改めて感じた。
商品を選ぶだけに留まらず、選びながらその人に当てた手紙の文章まで頭の中に浮かんできた。
受け取ったら、どんな顔するかな。
喜んでくれるかな。
こんな風に誰かを想う時間が何よりも幸せだと気づいた。
感謝の気持ちは、大切な人ほどおろそかになってしまうから、
せめて年の終わりだけは、大切にしたいと思う瞬間でした。
そして、感謝の気持ちを伝えたいと言う思いは、私の心も幸せにしてくれると気づかされました。
素敵な本を紹介してくれた同期と
私の子と今年1年支えてくれたすべての方々へ感謝をこめて。
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