偶然のような必然
不思議なことに、私の人生では必要な時に必要な場面で必要な人に出会う。
ある日、スーパーに行く途中に同じアパートに住んでいる同僚に会った。
自粛期間で会うのが久しぶりだったので、
「最近家で何してるの?」と、聞くとその子は、
「地球のことばっかり考えてるの!」とわくわくしながら、環境問題や食に関することを教えてくれた。
とことんワクワクしている彼女がとてもうらやましく思えた。
私は、なんだか最近自分の心もパッとしないと言う悩みをその子に話してみた。
その子はこの話を心から受け入れてくれて、共感してくれた。
私たちはそのまま帰宅した。
日付が変わった深夜2時、その子からメッセージが送られてきた。
ちょっと愛を伝えたくなったので、夜分に失礼!
私はきっと、あなたのほんの一部しか知らないけれど、
私の目にあなたが輝いて見えるときは、「何かを学んでいるとき」!
この瞬間のあなたは、私を幸せにしてくれるし、酸素濃度80%って感じ!笑
なんとも、独特な表現だけれども、はっと気づかされた。
あー、そういえば私って学んでる時が一番好きだったなと。
何よりこんな風に私と話したことを覚えてくれていて、自分の気持ちを私に伝えてくれるその子のことがとても愛おしくなった。
素敵な人に出会えて本当に幸せだなと思った。
仕事に追われて、やらなければいけないことを習得することに必死で、
自分の好きなことに向き合う時間をなくしていた。
もっと自分に正直になってみてもいいのだなと思う。
もっと今の自分の「好き」を追いかけよう。
「好き」は絞り出すものではなく、ふとしたときに感じたり、芽が出てくるようなものだと思う。
だから、じっくり待ちましょう。
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