シェアすることで人生が変わる!

「今の人間関係、価値観が合わなすぎる」

生意気ながらも会社で私はそんな事を思っていた。
2年間働きながらずっともやもやしていたが、ある日、私はふと思った。

「周りの人との人間関係を良くしようと、私自身は努力してきたのか」

私は環境ばかりに目を向けて、自分では何一つ改善しようとしていないことに気づいた。
私が変われることって何なのか、思考した結果、
私には、自分の意見を発信する事、気持ちをオープンにすることが足りなかったのだと気づいた。

その日から私は、自分が仕事や日常の中で感じる良いことも悪いことも周りの人とシェアすることを心がけてみた。

すると人間関係は前よりも格段に良くなった。
そして何より人生が楽しくなった
どうしてこんなに変わったのか、私なりに分析をしてみた。

①正解か不正解かでものごとを見なくなった

 今までは発信する意見に対して、
「間違っていたらどうしよう」「違っていたらどうしよう」と、
びびっていた。
 しかし、「シェア」と言う表現にすると、ハードルが下がる、なぜなら「共有」が目的で評価が目的ではなくなるからだ。
自分が気づいていない価値観があるのだから、詰まったらシェアしてみようと軽い気持ちで意見交換をすることで、相手との関係性が良くなっていくと感じた。

・自分の意見に正直になれるから、どんな事でも無駄だと感じず、日々トライしているという実感に変わる。

自分の心に素直になると言うことは、それについては絶対的な意志が存在する。その意見に周りの人の+αの意見が入ってくると、
「そんな考え方もあるのか!なんて素晴らしいんだ!」と思い、
さらにアイディアがブラッシュされていく。
そうすると日々進んでいるという実感になるから、楽しい。
しかし、このコミュニケーションをとることが出来るのは、
どんなことを話しても、大丈夫、きっと良くなると言う、安心感があるからだと思う。

社会人の時間より、学生の時間の方が長かったり、教員を目指していたこともあったりと、評価ありきの世界で生きてきた私は、
24年間、間違ったことを発信してしまう恐怖心がどこかにあった。
しかし、自分で社会に出て、生きていくと、大切なことは正解不正解ではなく、自分自身はどう思うのか、そしてその意見を広げて磨き上げていくことだと学んだ。

意見を伝えることが怖い、全ての人の何か力になれたらとても嬉しく思います。

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