HUAWEY Band3(スマートウォッチ)を1年間使用してみた
ちょうど1年前の今ぐらいの時期、スマートウォッチという存在が気になり始め、いろいろ調べてこのHUAWEY Band3というリストバンドタイプのスマートウォッチを購入した。
あれから1年使用したのでレポートしてみる。
そもそもなぜこのHUAWEY Band3を選んだのかというと、まず睡眠データを取りたかった。
そのためには基本的に24時間365日、腕に巻き続ける必要があるので、見た目はスマートウォッチのほうが良かったのだが、重さ的に気にならない程度のリストバンドタイプから選択しようと考えた。
重さ的には気にならないリストバンドとはいえ、それでも今まで手に巻き付いていなかったものがまとわりつくので、まだずっと付け続ける自信はなかった。
なのでできるだけ安いモデルから品質のいいものを選ぼうと思った。
Amazonとかで見てみると2000円台でも結構な数が出てくるのだが、いかんせんどこのメーカーのものかもわからないので信用できない。
一方、リストバンドタイプだとFitbitというメーカーのものが圧倒的に評判が良かったのだが、価格帯が1万円台後半から2万円台と結構な値段なので、もしイヤになって付けなくなったらと思うと二の足を踏む。
そんな中、ちょうどHUAWEYから新モデルの商品として、この"Band3"が出た。
HUAWEYはたまたま使用しているスマホと同じメーカーだし、口コミとかを見ているとけっこうBluetoothの通信が不安定になったりする問題もあるようだったので、メーカーを合わせておくとそんなトラブルも最小限に抑えられるだろうからと最終的にこれに決めたわけだ。
価格も6000円ぐらいだったし、許容範囲だったことも決定的だった。
さて、肝心の使い心地だが、つけた感じと重さは思った通り、気になるようなことはなかった。
確かに夏の暑い時期だと汗ばんで気持ち悪くなることはあったが、それも普通に腕時計をつける習慣があれば許容範囲だと思う。
寝てるときでも特に気になるといったことはなかったのだが、1年使用して3回だけ、寝ているうちに外してしまっていたことがあった。
深層心理化では気持ち悪かったのであろう。
性能的には、睡眠データと心拍を随時計測しているのだが、おおかた正確に測れていると思うので、信用はできると思う。
特に睡眠については自分の睡眠の傾向(深い眠り、浅い眠りなどの比率)がわかるので面白いし、昼寝をしたときもどれくらい眠れたのかがわかるのでよかった。
ただ、電車で居眠りしたときはなぜか昼寝としてはカウントしない使用になっているようだ。
通信的にも不安定になるような場面は特に記憶になく、着信やLINEなどの通知は確実にお知らせしてくれるのでかなり便利だ。
気になるのはLINEが通知されたときにメッセージをそのまま読める場合と、"通知あり"だけの表示の場合があって、これがなぜ"通知あり"だけの表示になるのかは謎だった。
それからスマホを探索する機能があるのだが、これもかなり重宝した。
よく、「あれ、スマホどこ行った?」となる人にはオススメだ。
最後に充電だが、だいたい普通に使っていて20%ぐらい減る感じなので、4日に1回充電するといったサイクルになると思う。
充電はmicroUSBと専用の土台みないなものが必要なので、スマホと同じTypeCに直接させるみたいな構造になっていたらより使いやすかったのだが、ここまでコンパクトに作ろうとすると難しいのだろう。
とにかく、1年使用してみた感想としては、リストバンドタイプとして申し分のない性能を持っていて、非常に満足できる商品だったということだ。
不満点としては、やはりスーツには見た目がしっくりこないということぐらいで、点数をつけるとするなら85点ぐらいはあげたい。
今は最新のBand4というモデルが出ているが、さらに価格も抑えられているようなので、スマートウォッチ初心者でどれにするか迷っている人がいればぜひ候補に入れてもらいたい一品だ。