ディスアビリティアクセスサービスを使ってみた
テーマパークには障害者向けのさまざまなサービスが用意されているが、ディズニーランドにも当然ある。
そのサービスの中のひとつとして、「ディスアビリティアクセスサービス(略:DAS)」というものがあり、今回使ってみることにした。
サービスの概要を簡単に言うならば、アトラクションの待ち行列に並ぶことなくアトラクションを体験することができるというもので、行列に並ぶストレスから開放されるサービスということになる。
具体的には例えばプーさんのハニーハントが現時点で30分待ちだったとして、そのサービスを使いたいと申し出ると、30分後に優先的に案内してくれるということになり、時間を短縮できるというサービスではない。
あくまでもそこで並ばずに済むというだけで、本来並ばないといけない時間は待たないといけないわけだ。
それでも待っている間にトイレに行ったり、軽食をとったりということは可能なので、一般人から見たらズルいと言われそうなサービスだろう。
実際にうちの嫁さんの場合は、待つこと自体が苦痛だというわけではなく、小さいこどもを連れて待つと、こどもが急にぐずったり、他の人に迷惑をかけてしまわないかということが気になって楽しむことができなくなってしまうからこのサービスを使ったというのが経緯になる。
ただこのサービスにも問題があって、普段は一定時間経過後にファストパスのルートから行列に割り込むのだが、このコロナの影響で今はファストパスが中止されているからDASの使用者くらいしか行列に割り込む方法がないので目立ってしまうのだ。
アトラクションによって目立つ度合いは異なるのだが、知っている人が見れば明らかにDASを使っているなというのがわかってしまい、逆にそれがストレスになってしまうので、結局それほどこのサービスを使うことはなかった。
なかなか難しいとは思うが、このあたりはもう少し配慮していただけるとありがたいなと思った。
ちなみにDASは各アトラクションでの申し込みもできるが、最初にメインストリート・ハウスで事前登録しておくほうが使い勝手はよくなるのでこちらをオススメする。