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「哀しみ」からの自己理解。
哀しみという「共感」
どんな物語にも、主人公には読者が共感出来る「哀しみ」がある物だ。例えば「NARUTO」なら、第一話の主人公の寂しさや孤独。多くの魅力的な悪役にも、実は哀しい過去があったり。辛い出来事や救われた経験というのは、得てして感情移入してしまう物。「共感」は、ファンを作る。
「哀しみ」は「社会との繋がり」
実を言うと、哀しみの感情は自分1人の世界で生きていく場合には扱いが難しい。
この感情が有効に発揮出来るのは、「他者との繋がり」を生む時だからだ。
自分が救われなかった経験から、
今度は目の前の似たような哀しみを持つ人に力を貸したり。
自分の哀しみに寄り添ってくれた人に、親密さを感じたり。
誰かの哀しみを知って、ファンとして応援したいと願ったり。
仲間を増やしたいなら、お互いの哀しみを理解しよう。
貴方の物語を綴る以上、そこには仲間やサポーターがとても大切だし、読者に読まれなくてはならない。周囲の力を借りたいのなら、しっかりと言葉にしてみよう。
ちなみに、味を占めて哀しみを「盛ったり」、リストカットして同情を集め出したら?
読み手が疲れる物語なので打ち切りです。お疲れ様でした。
「哀しみ」は、貴方の物語の「ファンの増やし方」。
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