【転職前に】"貴方は職場に愛されてるか?"【AI対策の人間関係】
こんにちは。自身も退職を考えている中崎です。
▼日々の雑記は音声で。
さて今日は、「スキルでゴリ押せるとは限らない」という話をつらつらと。
資格の取得や転職活動。
大きな挑戦前にひと休み。それではどうぞ。
◾️①「報酬」を決めるのは一体誰か?
結論:「相手」です。
独立していれば自分で好きなように変えられますが、それでも当然「顧客」がOKしないと交渉は成立しません。
また、雇用されている場合には当然「雇用主」が決めた契約を完遂しなければ「報酬」は発生しません。
そして経営者であっても「市場」とニーズが合わなければ社員に給与を払えません。
取引先や交渉相手、仕入れ先やお得意様さま…
例えどれだけ強くなっても「報酬」はあくまでも「相手」から頂くものです。
であれば当然、価値を決めるのは「どれだけ優れているか」ではなく「どれだけ"お金を払ってくれる人"と繋がっているか」で決まるもの。
という訳で、まずは「希少な人材になる」以上に大事なことは…
A:「自分にお金を払うのはどんな人?」
B:「彼らが求めているのは一体何か?」
C:「競合に勝てる"価値"は何だろう?」
まずはこの三つを点検しましょう。
※Cは当然最後です。お金を払えない場所(≠A)に価値を提供しても生活費を切り崩し、求められていない場所(≠B)で労力を発揮しても"無能な働き者"として迫害されるのがオチですからね。
◾️②「性格が悪い」とAIと競うハメになる。
さて、どうしてチェックポイントの1個目に
A:「自分にお金を払うのはどんな人?」
ここを最初に持って来たかと言いますと…
2024年時点で既に「性格が良いか悪いか」で収入格差が広がってしまったからですね。
結局「AIに仕事を奪われた」のは「仕事でもなければ関わりたくない人」等で、彼らは"VS AI"に挑んで一気に消えた。
逆に「仕事を経由しなくても関わりたかった人」は当然 "with AI"でもっともっと仕事が舞い込んで更に忙しくなったとか。
こうなって来ると、AI以前の「仕事が出来る」はあんまり意味がなく、まず最初に「自分は、こんなに慣れ親しんだコミュニティでさえ本当に愛されて来たと言えるのか…?」から(真っ先に)見直していかないと…
本当に「高額の学習費用と膨大な時間を費やした結果、そもそもAI社会に置いてかれた浦島太郎」みたいな末路がありえてしまう。
手にした報酬は"老害"を司る玉手箱。
このバットエンドだけは、何としてでも避けねばなりません。
◾️③「良い職場の要素」に付け込もう。
ここで役立つのが「職場のエンゲージメントを上げる12の質問」ですね。
元々はアメリカの調査会社であるGALLAP社が提唱している項目で、もしかしたら「人事」「リーダー」「マネジメント」を目にした方ならご存知かもしれません。
無論、これらが満たされていれば、そもそも貴方は転職を候補にも入れていない、というのはその通り。
しかし逆に言えば、今の職場では「確実に喜ばれる仕事環境の作り方」を、実は誰一人として身に付けていない…という必勝の弱点でもある訳ですね。
そして、これらはAIで補助することは出来ても「実践」は現場で活きる"人間"にしか許されない。
「少なくとも自分が退職を考える要因」が分かっているなら、今度は逆に「自分と同じように退職を考えている人」に対して上記の振る舞いを満たせば、貴方はきっと"人"に人として愛される。
そしたら後は「相手が求めているもの」の中から「自分が無理なく提供出来るもの」を与えて"報酬"を一円でも受け取るだけです。
この「0→1」を生み出すプラスが出来たなら、あとは「適切なスキル」「正しい市場」「価値提供」などなどの掛け算が機能する。
「好きなこと」「得意なこと」を仕事にするのは、「職場で愛される方法」を身に付けてからで十分すぎます。
まずはお金を頂ける「良い人」のスキルへ自己投資。
それが出来たら、勇気を持って次へといきましょう。
◾️まとめ。
▶︎『 with AI時代は、"愛される人"のスキルが最優先!』
なお、そもそも「自分らしさを知りたい!」「個性を活かしたい!」「良い人間関係で過ごしたい!」なんて欲張りな方はこちらの書籍一冊で全部読んでしまうと良いでしょう。
先の「12の質問」や「34の才能から個性を特定する診断テスト」「良いチームの作り方」「リーダーになる方法」「部下や同僚の活かし方」までまでマルっとおさまったオススメ本です。
私は好きすぎて、noteやプライベート含めて100人近く「才能の個人鑑定」をする位には優れている分析なので是非ともお試しください。
それではいつかまた明日。
▼過去にはこんな『個人鑑定』も投稿してます!