ブレア・ウィッチ 日本語版という作品でホラーゲーム初体験
ホラーゲーム歴皆無の私にとって初めての体験となる『ブレア・ウィッチ 日本語版』。セール価格808円ということで購入したが、今見ると定価は5,280円とのこと……
購入の決め手となったのは、低予算ながら大ヒットした同名映画『ブレア・ウィッチ』のファンだから、という訳でもなく(そもそも観たこともない)、Switchのソフトにしてはフォトリアルなグラフィックだから、といった訳でもない。
とあるレビュー記事で「このゲームはウォーキングシュミレーター(犬の散歩付き)だ」という文言を見たからだ。
わたくし、あまり戦闘とかホラー表現とかに興味はなく、ゲームの世界をくまなく探索したい、という欲求の方が強い。
まさしくウォーキングシュミレーターだった
まだ右も左も分からない、マップも無い状態で、いきなり鬱蒼とした森に放り込まれたもんだから、もう訳もわからず衝動的に歩き回りるより他ない。
本番は何と言っても日が暮れてから。懐中電灯片手に「一寸先は闇」状態の森を無防備に彷徨い歩く。ふっと光に照らし出された木や根が化け物に見えてくるではないか。
以前のリアルな私は夜景撮影を趣味としており、山に徒歩で登っては山頂からそこそこお高めのカメラで撮影した後、暗闇の中を強行軍で下山した事を思い出す。
そう、あの時の感覚に似ているのだった……
犬を飼いたくなる?
このゲーム、ワンちゃんが居ないとストーリーが進展しない。ワンちゃんはちょっぴりキャラメイクできるが、保護色っぽい毛並みにしたのは失敗だった。何せ夜が更けると近くにいても見失うことがある。
指示したり、撫でたり、叱ったりと、利口で健気なワンちゃんと触れ合っているうちに、猫派の私でさえも「犬って良いかも……」なんて心持ちになる。
実は初めての一人称ゲーム体験でもある
単なる食わず嫌いだったことが判明。ゲーム序盤から違和感なく世界観に入り込めた。懸念していた画面酔いすることもなかった。
ヤバい森を歩き回る、主人公の深層心理っぽい世界、映像を物質化しちゃうビデオカメラ、無線でのやり取り、懐かしのケータイ電話、頼もしいワンちゃんなど、まだまだ序盤?ながら結構一人称視点のホラーゲームを楽しんでいるといった次第。
また気が向けば、ウォーキングシュミレーター観点から追記したいと思う。