妖怪学園Y感想と考察(2周目)第23話 愛と青春と俺達の仁義なき戦い

概要

 来星ナユ率いる風紀委員会は学園ポリスを率いて部活動の取り締まりを強化していた。中でも宇宙関係の部活を取り締まっており、廃部にしているそうだ。生徒会長霧隠ラントの部活もその処分を受けていた。

 ラントは風紀委員会と戦う為に学園ポリスと真っ当に戦える強大な組織学園マフィアを味方にする事を提案する。荒手の技だが、風紀委員会、元い異星人と戦うためにはそれぐらいしなければならないとラントは言う。

 そして、風紀委員会はYSPクラブにもその手を出していた。ラントは学園マフィアのボス『ノーズ』と接触するために元々マフィアに従っていた雷堂メラと話をする。

 『ノーズ』本名三又義ノズチカは力と頭脳で部下を従えるカリスマ的存在だった。学園マフィア『スネークス』彼らは学園ポリスと同等の武力を持ち、『体育倉庫ソシアルクラブ』を根城にしているらしい。ジンペイ達YSPクラブとラントはそこへ乗り込む。また、ジンペイ達の怪しい動きに気づいた風紀委員会は影野シノブを偵察させる。

 『体育倉庫ソシアルクラブ』は欲と権力が渦巻く巨大エンターテインメントと化していた。ジンペイ達は『ノーズ』を探しているとマフィアの一人の蛇山チアキと出会う。彼は不気味な雰囲気を漂わせる少年で、『ノーズ』の元へ案内した。

 そして、『ノーズ』ことノズチカの元へやってきたジンペイ達、ノズチカはラントに従う気はないらしい。そこでラントはノズチカと勝負をし、勝てば要件を言うという条件を提示してノズチカと戦う。ノズチカはYSP能力者で猛者だったが、ラントはなんとか勝つ。 

 そして、要件を言おうとしたその時、謎のウオッチがノズチカの腕に巻き付き、ノズチカは『ザ・バイパー』というHEROに変身していた。強大な力に暴走するノズチカ、ラントは変身するが太刀打ち出来ない。そこでジンペイも変身するが攻撃が効かなかった。

 そこに現れたのはブルポン、彼はジンペイに憑依して変身し、心に問いかける事を提案する。ジンペイはブルポンを憑依させて新ヒーロー『ブルームーン』に変身する。そしてブルームーンは、ノズチカの心の中にはいる。

 ノズチカは父親から帝王になる為の教育を受けていた。ノズチカは近所の友達と遊ぶのを楽しみにしていたが、父親にそれを止められていた。私立学校に入り、近づいてきた友達も、両親に買収された偽の友達だった。

 本当の友達を見つけられなかったノズチカは、友達の作り方を知らなかった。そこでノズチカは力と頭脳で人を従わせるしかなかったのだ。

 ブルームーンは必殺技でザ・バイパーを倒す。そして一件落着と思ったその時、チアキがそのウオッチを巻き付け、『スカイスネーカー』というHEROに変身したのだ。


感想と考察

 新たな勢力『学園マフィア』、そして新キャラ三又義ノズチカと蛇山チアキ、影野シノブ、彼らは今後の物語に関わってくる重要な存在です。

 怨霊ではなくHEROの姿になったノズチカは、ジンペイと同じようにYSPに関する素質があるようです。

 それにしてもノーズは帝王になる為の高等教育を受けていたという事でポテンシャルは高いんですよね、父親と同じような道にはなりますが、経営者とか政治家に向いてそうですね。敵にすると厄介ですが、味方になれば心強そうです。

 そして、ナユは謎のウオッチの事を知っているようです。クマ子ではなく宇宙人が開発したものなのでしょうか。

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