妖怪学園Y感想と考察(2周目)第8話Nとの遭遇 君はUFOを見たか

概要

 UFO、未確認飛行物体。現実世界でも今も研究されているものの一つ。一説には宇宙人の乗り物ともタイムマシーンとも言われているそう。妖怪学園Yでも重要なものとして扱われている。

 今回のキーパーソンは生徒会長霧隠ラント、彼は幼い頃UFOを見たというのだ。ラントはジンペイ達YSPクラブを警戒している。

 その頃、ジンペイ達は学園長からYサークルについての話を聞く。Yサークルとは、Y学園建設中に突如現れた建造物で、頑丈な事以外何も分かっていない。

 そのYサークルには7つの窪み、放送終了後に現れる紋様が描かれている。その窪みには七不思議のメダルが入るようになっていて、入れると中に入れるようになっている。

 ジンペイ達が中に入ると謎の声が聞こえてきた。その声によると、世界は何者かによって1度滅び、この世界にも危害が及ぼうとしているのだそうだ。だが、ジンペイはその声の主はおろか、声すらも聞き取れない。

 一方ラントは、過去を想起してきた。ラントはUFOを見た後家族を消されていた。その後、UFOの事を調べるようになる。

 Yサークルに居たのは『妖怪』のゴロミ、彼女はどうやら何者かに頼まれて、ここに居たらしい。彼の姿は何処かで見覚えがあるそうだが…。

 ジンペイ達は外に出され、生徒会に囲まれる。生徒会長が言う『ヤツら』とは何者だろうか、その時頭上に『N』が書かれたUFOが現れる。

 小学生の頃、ラントはストリートギャングのヘッド(頭領)として活動していた。ラントは紀村という記者(イナズマイレブンオリオンの刻印に登場している。)と接触し、UFOの情報を手に入れようとする。

 ジンペイ達は、UFOから現れた宇宙人と戦う。ところが、宇宙人が発する気のせいで変身が解けてしまい、苦戦を強いられる。その時、ゴロミが現れ、ジンペイと共に変身する。ジンペイの新たな形態、その名もワイルドボーイだ。

 ラントは銀色の宇宙人に見覚えがあった。家族が消された後に見た宇宙人。ラントは宇宙人と遭遇していたのだ。

 小学生のラントの友人、天才発明家の雲池クマ子は、ラントが偶然拾った回路でエイリアンウォッチを開発する。ラントは、その力でミストシャドウに変身し、宇宙人を圧倒する。ところが、UFOが発する光で、ラントと参歩以外の記憶が消されてしまう。

 そして消えたUFO、それを見守るように佇む来星ナユ、傍で跪く臼見沢ハルヒコ、一体宇宙人は何を企んでいるのか。

 そしてラントと参歩は新たな計画を企てる。それは、ジンペイ達にアカテントラズの怨霊を倒してもらうという事だ。

 

感想と考察

 あまり話すとネタバレになるので、気付いた事だけを話します。

 まず、Yサークルの声、妖怪ウォッチファンならニヤリとしたかもしれません。妖怪ウォッチでも重要なエンマ大王様ですよね。妖怪ウォッチ!の最後に『N』が書かれたUFOと対峙したエンマ様。恐らくそこと話が繋がっているようです。

 そして、ジバニャンら妖怪の『生まれ変わり』、であるはずのジンペイ達が妖怪を覚えていなかった事、怨霊退治をしてその辺には精通しているはずのジンペイとコマが妖怪を知らなかった事。どうやら、この世界では妖怪は『居なくなっている』そうです。ですが、ゴロミは『妖怪』としてそこに居る。それは、ゴロミが少々イレギュラーな存在するだからなのですが、詳しくは今後の話で。

 後は、宇宙人が発する気と妖気の関係、これは後に宇宙人を倒す大きな手掛かりになります。これは後々話していきます。

 後は、宇宙人が妖怪と同じように『憑依』出来る点について、これは銀色の宇宙人が黒い宇宙人を乗っ取っていましたよね。この『憑依』も後々登場しますよ。

 そして、この妖怪学園Yはクロスオーバー要素もあります。今回のイナズマイレブンの紀村記者は声優が木村良平さんという事で出演していました。今後も、別の作品の別のキャラが登場しますよ。

 最後に、特殊ED『リターントゥ地球』、声優の戸松遥さんが担当しています。海に落ちていくラント、それに手を伸ばすジンペイらしき人物。この『リターントゥ地球』をはじめ、このY学園には特殊EDが多数存在します。それもお楽しみに。

 次回は、ジンペイ達がアカテントラズ収容所に?!

 

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