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徒然なるままに

思うことを書く。なので突拍子もない話の進み方かも。


看護師さんの世界って厳しいなと思うのが、中途に優しくない人を見たとき。

その人がずーっとその病院にいて、中途の気持ちが分からないなら仕方ないけど、そうじゃない人見ると、「かわいそうな人」と思う。

中途の中には、「あー、この人何かあって、人間怖くなってるな」という人がいる。そういう人がだいたい私に頼ってくるのだけど。たぶんいつもの「良い人オーラ」のせいだと思う。

まあ、それは別にいいのだけど、そういう「この人何かあったな」って人に「仕事ができない」という理由で「私の目の前で笑わないで」とか(明らかに「嫌いです」というような感じで)、すごい言葉を投げる人がいる。しかも結構いる。

※仕事ができない、というのは:命がかかってる時は別です。なんでもいいから叫んで人集めてねって感じだけど。

第三者としてみてると、そういう怖い言葉を言ってる人が威圧してるから「仕事ができない(=ほうれんそうしづらい)」状態になってるのだけど。

生産性ないなと思う。

この「生産性ないな」ってのも、結構冷たい言葉だけど(笑)

中途が皆傷ついた人かというと、そうではない。社会人になりたての病院では嫌なことがあっても「社会人とはこういうもの」と思うので、黒い感情をため込まなくて済む。ブラック企業とかなら話は別だけど。でも、ブラックよりのグレーくらいだったら、日本人なら「こんなもんか」で自分の中で済ませちゃうのが、大抵の人だと思う。

私も1個目の病院はやばかったらしいけど、「出来てない自分」を受け入れてもらったという義理があるし、持病がなければ辞めてなかったので、2個目の病院に行ったときには「傷ついた中途」ではなかった。

でも2個目の病院で、上記のような「あー、この人やられちゃったな」という人が中途で入ってきたのだ。言動が「人間が怖いです」って感じだった。

でもその人は周り(一部の怖い人たち)から威圧され、「仕事が出来ない」状態にされ、というか、たしかに元々出来る人ではなかったと思うけど(びびってるからであり、能力の話ではない)、「出来るようになる時間(周りを信用する時間)」を与えられずに威圧され、どんどん仕事出来ない人になっていくループにはまっていた。

どこかで人間信用できるようにならないと変われないのに、(もちろん本人の努力もあるけど)、人の痛みの想像が足りない人たちに足を引っ張られてる感....しかも第三者が見ててそれってどうなの。

しかもその病院は中途が多い病院だったので、余計「なんで?」と思った。その子が何年目かにもよるのだろうけど、少なくともその子はまだ2~3年目だったし、病院ごとで結構違うことがあるのは、周りの人たちも分かってるはずなのに.....

一方で、同じく2年目で気の強い、人に仕事を押し付けるのが上手な中途の女の子はいじめられないという悲劇。2年目でこれってすごいですよね。でも、結構いると思う。2年目にして根っこが腐ってしまったタイプ。ほんと、言い方は優しかったとしても、実は仕事を1年生に押し付ける2年目とかいるんです(-_-)悲しすぎる。たいていクソみたいな(失礼)先輩しか見てきてないだけなので、その子のせいじゃないのだけど。



なーんか、私、看護師さんの世界に馴染みたくないかもなぁ、とたまに思う。キャバ嬢とかを副業でやってる人が多い有名私立病院では、そういう看護師たちが、そっちの職場で起こしたトラブルの相談所も設けてるらしいし、そんな話を最近になって聞いた(その有名私立大学病院勤務の人から)、今まで看護師やりながらキャバ嬢とか、神話?都市伝説?だと思ってた私には、かなり衝撃だったし。やっぱり温室育ちなのだ。

自分なりに、人と違うことでたくさん悩んできたと思っていても、多分だいぶ恵まれてる方で、「人にやさしく」を当たり前に実行してきて、大人になってもそれを当たり前に出来ていたのは、育ちが良いというのか世間知らずというのか。

キャバ嬢って、絶対好んでやる仕事じゃないし、それやらなきゃいけない人が看護師という職に「食いっぱぐれないように」なったのだとしたら、そりゃあ、私なんて温室育ちだ。そして「食いっぱぐれない職」に就いたというのにキャバ嬢を辞めないって、なんだか闇が深い。好んでやってるのかな。

自己肯定感が低くてホストにはまってる看護師さんも見たし、なんだかそういう自己肯定感の低さから、キャバ嬢もやってる人が多いのだとしたら、やっぱり私は「大事に育てられた」のだと思う。

もちろん母だって人間だから、寂しい思いもしたし、明らかに間違った行動だって私にしてきた。それでも休職した時に元気が出るまで物心両面で支えてくれた。だからやっぱり「大事に育てられた」ことには間違いないのだと思う。最近は「私が稼ぐようになってもお金をむしるな」的なメッセージも伝えられるようになったし。


でも両親はやっぱり「自由」な考えで私を育てた。両親がアメリカ支配下の沖縄で育ったことも確実に影響していると思う。父なんか、母よりもよっぽど思考がアメリカ的だった。稼ぎはしなかったけど、家事をやったし(その時代の男性はまず家事やらないと思う)、実は私たちに隠れて母の精神的な支えになっていた。当時の私たちには分からなかったけど、これは立派なパートナー。男女逆転しただけというか。

そんなことを考えていると、結局、看護師どうこうではなく日本的な考え、価値観に馴染めなくて海外行くしかないのかも、と思う(沖縄に行けばもしかしたら、両親の価値観に近い人が多いのかもしれないけど、今はどうだろう)。そして海外でもダメで打たれて打たれて戻ってきたら、それこそ、へこたれないと思うし、耐えられなくて自殺したら、まあ、それはそれでいいのでは?それも人生でしょ、と思う。

私はたぶん、「とても素直に」両親の価値観を受け継いでるなと、しみじみ思う。大好きだから。

だからこそ、政府に支配され、振り回されるのはある程度仕方なくても、民衆は民衆で助け合いたいし、村八分みたいなのも嫌いだ。大嫌いだ。


はあ、引っ越し疲れからの不満タラタラ文(笑)引っ越し屋さんのお姉さんは良い人だったなあ。早く成長したい。




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