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(注釈その3)広尾天現寺の虎像
包吉が再挑戦をものにしたのではないか……と私が書いた「毘沙門堂に奉納する虎の像」は、現在残っている刻字から読み取る限り包吉の作品として最も古いものである。現在の広尾天現寺橋交差点に面した場所に境内を持つ天現寺のことだ。
虎は七福神の毘沙門天様の遣いをつとめると言われていて、『礫川』で狛犬を彫った石工鈴木保教と同じ名が刻まれた虎像が神楽坂の善國寺にあることに触れているがこれは善國寺も毘沙門天を
(注釈その2)岩本素白『東海道品川宿』
『品川宿』に書いた内容に直接は関係しないが間接にはとても助けになった本に岩本素白さんの随筆集『東海道品川宿』がある。
岩本 素白(いわもと そはく 、1883年(明治16年)8月17日 - 1961年(昭和36年)10月2日)は、国文学者、随筆家。本名は堅一(けんいち)。東京府麻布に生まれる、父竹次郎は旧丸亀藩士で海軍勤務であった。(岩本素白 - Wikipedia より)
出生地は上記の
(注釈その1)南品川諏訪神社の氏子について
京橋太刀賣の藤兵衛と包吉についてやっと書き終えられた。すぐに次の章について書き始めているが、あたりたい文献にアクセスするのに時間を要しそうでありまた数ヶ月かかるのだろうと思う。
その間に『品川宿』に関する補足情報をまとめておきたい。まずは諏訪神社の狛犬や石燈籠の奉納者について。
品川宿には複数の神社がある。まず品川神社。荏原神社。寄木神社。そして前章の舞台となった諏訪神社。狛犬の台座には
(進捗あります)次話に向けてのこと、牛の御前狛犬の補足など
※下ネタはキライ、という方は今回掲載している写真が不快かもしれませんのでそっと閉じていただければ幸いです。
第二話を四月にやっと公開できた。
第三話については、物語はこうではないか、というぼんやりとした像が浮かんでいて、下調べをしている段階。これから更に二週間ぐらいしても下調べが続いていれば「進捗ありません」とここで報告しようかと考えている。なお三話の主たる舞台は現在の居住地から自転車を駆
(進捗あります)次話の目処が立ちました
2ヶ月あけて進捗ありますも無いものだがあと一週間前後で、書いていた次話の公開できそうなところまできた。優先すべき家庭事情のうちひとつは完了、ひとつは続いているがいったん収まったような事態となっており、書く時間が取れるようになった。COVID-19 感染拡大に伴い外出が買い物と散歩だけになってからは読む時間と書く時間が少し増やせている。確かめに行きたい狛犬はいくつもあるのだがそれは全て我慢して、今
もっとみる(進捗ありません)読んでいる文献のことなど
書き始めて「進捗ありません」を使うのが早すぎるだろうと我ながら思うが仕方がない。優先すべき案件が目の前にふたつあり、ほとんど書き進められていない。自分で設定した公開目標の2月15日の実現は早速怪しくなってきた。読んでいる文献のことなど書いてお茶を濁そうかと思う。
海野弘さんの『江戸の盛り場』を図書館で借りて少しづつ読み進めている。この本は「書物復権2020年」という紀伊国屋書店の催し(?
(進捗あります)堤方神社の狛犬再奉納のこと
とても書くのが遅いのだがとにかく数文字づつでも書いている。1月もざっくりまだ1週間ある。次章の公開予定日である2月15日まで諦めずに書き続ける。
今日は狛犬が新しく奉納された例が近所にあったのでそのことを書きたい。
池上本門寺の近くで呑川と池上通りが交差する辺りを堤方と呼ぶ。橋の名前も堤方橋である。堤方神社は堤方から池上本門寺の墓地の方に、めぐみ幼稚園の前の坂を上ったところに鎮座している
(進捗あります)有職故実云々の話
次章は元々最初の章にするつもりで書いていたものを書き直している。2月15日を目標に改稿を進めている。それまで週一か隔週ぐらいで進捗を書いていきたい。
今日は「礫川」で最終的には脚注にでも書きたいと思っている、
拝殿に向かって左の吽形は角を持っている「狛犬」、右の阿形は「獅子」という姿であり、これは平安時代の有職故実以来の形に添うている。
についてのもう少し具体的なことを書いておく。
椋康雄(むくのきやすお)のプロフィール
2022年11月自らのサイトを構築しました。今後は徐々にそちらに書いたものは移していきます。
書いた本/書いている本・note で『関東子連れ狛犬の系譜』を連載公開しています。
・『電子雑誌トルタル』に5号から大田区馬込を舞台にした『内川逍遥』の連載しています。最新号は6号です
なお過去の『内川逍遥』記事は個別版で公開しています。
第一回 家船の影
第二回 母達の足許
・ebook で
[SS合評] 経済カースト起源についての一考察
人類が長い文明社会の歴史を重ねてきたのちにもあらゆる差別が克服されずにこんにちまで遺っていることは驚くべきことだ。我々は長い間それが人権侵害に該当することを認識できない期間を経たのち人権問題というものを認識したのだが、その後問題を克服しようと試みてはまた新たな問題を発見するというようなことを何度も繰り返して今に至っている。
そうした人権問題についてはご存知のように様々な論点からの大著労作が発
『コクワくんの一生』は第二回SS合評(そのうち合評の名前は変わるかもだけど)エントリー作品です。テーマは「夏の実話」。かつて「馬込甲虫記」というのをブログに書いたことがあるのですが、そこで書いたなかでも特に思い出深いコクワガタのことを書いたものです。