田舎はそんなにいいところじゃない #9
#9 イナカの日射しは殺人光線
ここの日射しってばちょーキビシイ 夏の西日ときたらピンポイントで急所を狙われる殺人ビームのようだ。このイナカに移り住んで数年 天気がいいとうんざりする。
何故これほどにものすごい日射しなのか TOKYOより西にあるせいなのか空気の澄み方のせいなのか。TOKYOだって夏はもちろん日射しはキツかったはずだがこれほどのキョーレツな感じは味わったことがない。ここでは街路樹の扱いがトカイと違うので心地よい木陰を体験できないことが常態だし 日射しを遮る高いビルが圧倒的に少ないのでTOKYOと比べると日陰が少ないとは言える。そしてこんなキョーレツな日光の降り注ぐ中 帽子も日傘もなしで通りを歩くイナカのヒトもしばしば見かける。
あるいは様々な店や施設で眩しい外光が入りっぱなしという有様を何度も見た。TOKYOなら私が行く前に誰かが解決してくれていたことだ。「眩しい日射しを遮る」くらいのことは当然のことなのだが。
ここのヒトたちはマエの地の人達に比べると様々な場面で配慮がないとか 工夫しない 考えの浅い様子を見てきたが この日射し問題に関しても私とは価値観が全く違う。それと ここらへんではガラス窓の面積を大きめに取ったデザインの建物をしばしば見かける。文化の名のついた建物など天井がガラス張りだ 夏はそのキョーレツな光線が上から降り注ぎっぱなしだ。私の感覚ではそこは室内でも日傘をさすのが妥当だ。ガラス張りがイケてるとか思ってるんだろうか。ここのそんな天候条件 環境を考慮にいれれば あまりにちぐはぐな考え違いの有様に見えるのだが。
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