田舎はそんなにいいところじゃない #2 その3
#2 木を切る人々 ③
TOKYOでは 目に麗しい緑と優しい木陰に慣れていた。整ったTOKYOの環境に慣れてしまった感覚には ここのヒトたちの 木に関しての杜撰なやり方はキツイ。毎日町なかでヒトの蛮行を見せられ続けている感じだ。優しさやホスピタリティの感覚を否定されている感じがする。出歩けば 必ず 何度も 新しい 心の傷つくオブジェを見せられてしまう。出口があったら こんな環境からは猛ダッシュで逃げ出したい。
TOKYOの並木や公園の風景を思い浮かべると それはこういうことではなかろうか と推察される。
知恵と美意識を持っている人たちが 計画して意図的 統合的に 公共の人目に触れる樹は美しい姿にすべく 剪定 管理していたからそれらが存在していたのではあるまいか。そしてそれは私の美意識の感受性に合致していたということではないか。
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