あるマゾの末路24
「追加行くぞ。今回のは、リポD飲んでるから、さっきのよりキクからな。ありがたく思えよ」
それを聞いた瞬間、自分でもなんと言ったかわからない叫びをあげて、必死に逃げようとしました。しかし、縛られているのであっさり捕まってしまいました。そして、ついに・・・・、最悪の聖水がマスク内をイッパイにしました。
(臭い、苦い、濃い、粘い…………無理無理無理無理、こんなの無理ぃぃぃぃ〜〜〜〜死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬぅぅぅぅぅ〜〜〜〜・・・・.)
皆さんも経験あると思いますが、結構飲み物で色や臭いが違いますよね。酒飲んだ次の日の朝、アルコールの匂いのするの、出るでしょ?アレと同じなんです。
リポDの聖水は、真っ黄色で匂いも凄く臭いし、苦味や、エグ味?って言うのか、もう凄い。そして、普通の聖水より、粘い気がします。飲むのなんて無理ですね。朝一の濃い聖水飲まされる方がまだマシです。
「じゃあな。たっぷり楽しめよ」
そして、ジッパーは閉じられ、また地獄の聖水蒸しが始まりました。
(臭いぃぃ・・・、うげぇぇ、うぅっ、ぐぅぅぅ、匂いだけで、吐くぅぅぅ〜〜、ウップゥゥゥッ、吐きそうぅぅ、、、息ぃぃぃ、、、、息がぁぁぁ・・・、ゲフッッッッ、、、オェッ、、、出来ないぃぃぃ〜〜〜、涙が、聖水と、混じって、目がぁぁぁぁ、目がぁぁぁ、痛いぃぃぃぃぃ・・・、シミルゥゥ、開けて、助けて、、、、、誰か、、、、開けてぇぇ・・・死ぬから、ホントに死ぬからぁぁぁ〜〜〜〜)
ドライヤーで蒸されながら、聖水の匂いを顔の皮膚に、髪の毛に染み込ませるように、マスクの上から押し付けられました。そして、次にジッパーが下ろされた時、許しを得る為にありったけの言葉を並べました。
「聖水って、ご褒美だろうが。何が助けてくださいだよ。全く。まあ、今回はコレで許してやるよ。でも証拠が無いんだよなぁ。適当に謝って済まそうって考えてんじねぇだろうなぁ?」
ジッパーを上下させながらこちらに真意を確認してきます。
正直、リポD聖水をされる前は、早く抜け出したい一心で、上部だけの言葉を吐いたと思います。でも今は、これ以上この責めは耐えられないので、心からの本心なんです。嘘なんてつけません。
「な、何を、すれば、いいんですか?」
「じゃあさ、身分証だせよ。運転してきたんだから免許証、あるよなぁ?写真だけじゃAIで作ったニセモノってシラを切る事が出来るかもだけどよぉ、免許証と一緒に撮影しとけば、ニセモノなんて事にならねぇよなぁ?」
全身が硬直し、冷や汗が流れました。今は仕事の関係で1人で住んでいますが、もし家に写真を送られたりしたら、と考えると、破滅しかありません。
「お、お願い、します。それだけは、家族には、・・・家族は、関係、ないです・・・・それだけ・・・は、・・・許して、くだ⁈⁈⁈⁈」
ジィィィィ〜・・・・
ジッパーを上げられ、また暗闇の激臭地獄へ叩き込まれました。
(開けてぇぇぇ〜〜〜、空気吸わせてぇぇぇ〜〜〜、臭いぃぃぃ〜〜〜、もう死ぬぅぅぅぅ、助けてくださいぃ〜〜・・・・・)
「うぐぅっっ⁈⁈⁈」
腹への強烈な一撃で目が覚めました。激臭に息を最小限にしていたので、酸欠で気絶していたようです。初めての事でした。ジッパーが少し開いて、さゆ様が隙間から覗いていました。
「起きたか。じゃあ続きだな」
ジィィィィ〜・・・・
ジッパーが徐々に閉まって、暗闇が目の前を覆っていきます。もう、あの地獄には戻りたくない。閉まりきる寸前、必死に声をあげました。
「待って、待ってください。お願いします。待ってください。」
「で?」
僅かに開いた隙間から、さゆ様の目が見えました。今度解答を間違ったら、本当に死ねる。
「出しま・・・す、、、免許・・・を、出します、から・・・、もう、許して・・・て、・・・くだ・・・さい」
「ふ〜ん、出します、かぁ・・・なんかさぁ、ワタシが脅迫したみたいな言い方だなぁ。それに、撮影の事も言わないし。聖水追加でくれてやるよ」
そう言って、顔を跨ぎゆっくりとしゃがんできます。綺麗に手入れされたオマン◯が目の前に降りてきます。普段なら、喜んで奉仕するのですが、今日ばかりは恐怖の対象でしかありません。
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臭い責めって痛く無いし、大した事ないって思う方、そんな事ないです。メチャクチャ体力と精神力削られます。精神的な責めが、めちゃくちゃキツい。夢に出るし、カウンセリング受けようと思ったけど、特殊なプレイすぎて、ねえ。話せなかった。今思えば、遊びのままでよかった。