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tiny song 否-ina-

失敗ものでした 
Ahh…
失敗ものでした

ひび割れて欠けた花瓶
佳作にもならい落書き

価値ってなんだろう
それは誰が決めるの?

理論や正義ってさ
一体誰のためにあるの…

失敗ものでした 
Ahh…
失敗ものでした

けれど
そんな自分が僕は
無性に愛おしくなるんだよ

失敗ものでした 
Ahh…
失敗ものでした

誰もが自分という
愛の中で生きているんだ

失敗ものでした 
Ahh…
失敗ものでした

価値だけ求めてると
コンパスは針を見失うよ

失敗ものでした 
Ahh…
失敗ものでした

特別に愛おしい
それを
みんな知っているはず

本当は
誰もが知ってるはず

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muku の森の物語
ことばはこころ。枝先の葉や花は移り変わってゆくけれど、その幹は空へ向かい、その根は大地に深く伸びてゆく。水が巡り風が吹く。陰と光の中で様々ないのちが共に生き始める。移ろいと安らぎのことばの世界。その記録。