日本ダービー全頭診断

1枠1番 エフフォーリア

皐月賞は強い競馬ででした。枠もいい枠に入って、東京コースも向いている。死角らしい死角がなく逆に怖いくらい。あとはマークがキツくなるので、横山武史騎手がどう乗り越えるか。

1枠2番 ヴィクティファルス

前走は人気の一角になりながら、エフフォーリアから1.5差と力は出せなかった。距離は伸びていい方だが、良馬場だと切れ負けしそうなので、前目に付けたい。大舞台で一発がある池添騎手なだけに、今回人気薄でも軽視は禁物か。

2枠3番 タイムトゥヘヴン

前走NHKマイル(7着)からのローテーションで参戦。末脚もあまり切れるわけではなく、現状は中山向きとみている。

2枠4番 レッドジェネシス

前走京都新聞杯は完全に抜け出たルペルカーリアをきっちり差し切ったレースは強かった。しかしながら、スローペースしか経験がないため、ペースがある程度流れた場合の対応は未知数。


3枠5番 ディープモンスター

前走は後方から追い上げて7着。とは言え2着のタイトルホルダーから0.3差。今回東京コースはプラス。鞍上もデビューから乗り続けていた武騎手に戻るのもプラス。
最大の課題はスタートと位置取り。

3枠6番 バジオウ

持ち味は前目に付けて、粘りこむ脚質だが、今回のメンバーでは逃げ切れるほど強力な末脚は持っていない。

4枠7番 グラティアス

今回の距離が伸びることはプラスになりそう。
早めに抜け出して、後続を抑え込むレースに持ち込みたい。

4枠8番 ヨーホーレイク

キャリア全5戦で上がり3F最速を記録しており、直線が長い東京コースも向いている。父ディープインパクト 母父フレンチデピュティといえばマカヒキ。そして金子オーナーに友道厩舎、鞍上には川田将雅。末脚を活かすレースをして欲しい。

5枠9番 ラーゴム

きさらぎ賞ではヨーホーレイクに勝ち、ワンダフルタウンとは0.1差の2着、オーソクレースともタイム差なしと世代の実力馬と対等に渡ってきた実力派。キレ味では負けるので、上がりのかかるレースになった方が向くだろう。

5枠10番 シャフリヤール

前走の毎日杯はレコード決着となり、スピードの対応力を見せた。前走毎日杯組は過去10年で1頭も馬券になっていない点を見ると、600mの距離延長は全く違う適性を求められるからか。

6枠11番 ステラヴェローチェ

皐月賞はインコースをうまくついて3着。渋った馬場この馬に味方した。今回は共同通信杯で伸び切れなかった東京コース。スローペースだと分が悪いので、できればペースは流れて欲しい。

6枠12番 ワンダフルタウン

半年ぶりの復帰戦を見事に勝利した青葉賞。前目に付けて粘りたい。スローペースで進めたいタイプ。

7枠13番 グレートマジシャン

前走は毎日杯でシャフリヤールとタイム差なし。2勝している東京コースはプラス。相性の悪い毎日杯組、そしてルメールが選んだのはサトノレイナス。
しかし、セントポーリア賞(東京芝1800m)でスローペースの中、バジオウを圧巻の末脚で抜き去った強さは捨て切れない。

7枠14番 タイトルホルダー

皐月賞は持ち前の粘り強さが出たいいレース。今回は長い脚を求められるがスローペースに落とせれば、馬券圏内も十分あるが、もう少し内枠が欲しかった。

8枠15番 アドマイヤハダル

皐月賞の時のこの馬の評価はスタートと操作性の良さ。東京コースでは切れ負けしそうなイメージ。なんとか位置取りをうまくとってレースを進めたい。

8枠16番 サトノレイナス

距離適性は問題無さそう。末脚は間違いなくあるので、あとはスタートと位置取り。後方すぎると届かないので、中団あたりにつけたいところ。

8枠17番 バスラットレオン

前走はスタート直後に騎手が落馬とついてなかったが、前に行きたいのに大外と、これもまたついていない。初の東京コース、800mの距離延長、速い馬場、大外枠。克服する課題は多い。



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