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合格祈願に行ってきました

受験生の皆様、勉強の進捗はいかがですか。当塾の生徒の皆さんも自習に積極的に来校されて、志望校合格に向けて日々勉強されています。

今から直近の入試といえば私立大学の公募推薦です。私の教えている生徒さんも受験します。そこで大阪府箕面市にある勝尾寺に合格祈願に行ってまいりました。

勝尾寺とは

勝尾寺は大阪府箕面市にあるお寺で、境内にある「勝ちダルマ」で有名なお寺です。毎年多くの受験生や自分の目標を叶えたい人が参拝しているそうです。

ある時、祈祷により多くの人々を救っていた弥勒寺の六代座主「行巡」のもとに、当時の清和天皇の勅使が訪れ、天皇の病のために下山し祈願せよとの命が下されました。しかし行巡は修行中の身であり寺を離れることが出来ないため、命に背きつつもこの場所から祈祷しする事で見事天皇の病を治す事ができました。このことを喜んだ清和天皇は、この国を治める天皇(=王)に勝った寺ということで「勝王寺」と命名されますが、それはあまりにも畏れ多いと「王」を「尾」に変えて「勝尾寺」と称するようになりました。

このエピソードから勝尾寺では「勝つ」とは他者を打ち負かすことではなく、「自分と向き合い、自分の弱い心に打ち勝つ」という意味をに捉え、現在では、受験、厄除け、病気、スポーツなど「人生のあらゆる場面で勝つ寺」として信仰されています。

勝尾寺のダルマは願いを叶えてくれる存在ではなく、願い事を書き、片目を入れる事で「自分と向き合い、自分の弱い心に打ち勝つ」という自己誓約書にサインをしたことになります。その願い事に向け、1日1日を悔いなく過ごし、全力を尽くすことで初めて願いが叶うのです。

勝尾寺HPより引用

境内の至る所にダルマが

ダルマで有名という情報は知っていましたが、いざ現地に到着すると驚きました。境内の至る所にダルマが置かれています。

境内に置かれたダルマたち
勝ちダルマの背中に自分の目標を書く

できることを全て行なったら、あとは神頼み

「結局最後は神頼みかい!」とつっこまれそうですが、教えている側からすれば、受験までに教えられることは全て教えます。
そして受験生も全力で自分と向き合い、最大限の努力をします。こうなれば最後は神頼みしかありません。

正直なところ、運が結果を大きく左右するのも受験の特徴です。
自分に合う問題が出題されるかどうか、当日の体調はいいかなど、コントロールしにくい要素も受験にはあります。
ですから、受験生に運が味方するように、努力が報われるようにという思いをもって、今年もお参りさせていただきました。

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