高校入試数学〜関数の必勝法
以前、兵庫県高校入試数学問題を使って、高得点を取るためのポイントを説明しました。
今回の記事ではバージョン2ということで、慣れれば高得点が期待できる関数の問題の考え方について書いていきたいと思います。
意味のない小問はない
まず前提として、当然と言えば当然ですが、大問の中の小問に意味のない問題はありません。ほぼ必ず次の問題もしくは最終問題の誘導になっています。裏を返せば、小問を一つずつ解いていけば最終問題が解きやすくなることがほとんどです。
関数ではまずは座標
関数の問題では、何よりも座標を出すことが必須になります。座標が与えられることもありますが、小問の中で問われることもあります。関数の性質や代入を勉強して、座標問題は必ず解けるようにしておきましょう。
使う公式はそんなに多くない
関数の問題で使う公式は高校入試ではそんなに多くありません。
なぜならば、高校入試で中学校で習った範囲外のことが出ることはないからです。基本をしっかりと押さえて、順番に解いていきましょう。
実際の問題では
実際の問題を見てみましょう(1)から座標を求める問題が出てきます。
すなわち、続く問題で座標を使う可能性が高いということです。参考までに(1)を解くと下のようになります。
一見すると難しく見えるが、基本問題の積み重ね
入試問題や模試では、一見するとすごく難しく見える問題があります。しかし、そのほとんどが基礎的な問題の積み重ねで解けるように作られています。逆に、基礎問題を疎かにしていると、大問全滅ということもあり得るわけです。
上の問題でも(1)〜(3)までは、代入や連立方程式を利用した直線の算出など、いわゆる基本問題の知識で解くことができます。
ですから、数学が苦手な方も、基本問題だけでもできるようにしておけば、この問題だけで4問中3問解答可能です。
数学に苦手意識を持つ中学生は多いが
数学が苦手だという中学生は非常に多いですが、一つ一つの問題の解き方を説明すると「めっちゃ簡単やん」と意外な答えが返ってきます。
先入観で難しく思っているだけの場合が多いので、苦手意識を持つことなくじっくりと取り組んでみてはいかがでしょうか。
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