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1000文字で語るフィルジル・ファン・ダイク。
最初に言いたい。1000文字では語れない。もはや語ってはいけない選手です。。
男の中の男。ファイターかつ知的。そしてあの体格。スーパーハイスペック。現時点で世界最高のCBと言われるまで飛躍したフィルジル・ファン・ダイク。たくましい背中でチームを引っ張るリーダーだ。ほんとうにここ最近彼を置き去りにしたアタッカーはいない。どうやら彼はこの間リバプールに来てから初めて失点に直結するミスをしたらしい。しかし断言できる。多分これから彼はミスをしない。それだけの信頼感がある。どれだけ勢いのあるアタッカーでもファンダイクは平然と、ボールを奪ってしまう。スライディングなんてほとんどしない。それはきっちりと準備できて、予測できている証拠である。
ファンダイクのキャリアのスタートはオランダのウィレムⅡで始まり、育成年代の間に現在は堂安律、板倉晃がプレーしているフローニンゲンに移籍。そして彼は48番という大きな番号を背負い、右サイドバックでプレーしていた。そしてトップチーム昇格初年度のヨーロッパリーグ出場権を掛けた国内プレーオフ決勝で2ゴール1アシストの活躍を見せた。今ではファンダイクのゴールと言えばセットプレーからのヘディングのイメージが強いが、オランダではフリーキッカーも務めていたほど、足元の技術にも定評があった。もちろん現在もその技術は衰えていない。
ファンダイクはオランダの強豪チームにはステップアップすることなく、スコットランドから代表へのアピール開始。そしてセルティック移籍後から地元でメディアでオランダ代表の守備の復権の鍵はファンダイクではないのかと言われるようになる。(当時日本の某サッカー雑誌のコラムにもあったことを薄っすら覚えている。ここで私はファン・ダイクの存在を知った。)
当時行ってしまえばオランダ代表は低迷期に陥り、特に守備的プレーヤーのタレント不足は否めなかった。セルティックではCBとしてリーグ3連覇を経験。そしてここでもFKも蹴っていた。どうやらあの中村俊輔クラスと称賛されていたらしい。ファンダイクとFKではあるが比較される俊輔もすごい。お互い相当なレジェンドだ。
ファンダイクがフローニンゲンからセルティックに移籍した時の移籍金はおよそ200万ユーロ。それを今は、、、とんでもない額であることは確か。話を劇的に変えるが、そんなファンダイクと共にプレーしてきた意外なプレーヤーはアンドレアス・グランクヴィストだ。フローニンゲン時代に僅か4試合ではあるが、共にピッチに立っていた。若かりしころのファンダイクを引っ張り統率し、サッカー選手としての在り方を示したのはもしやグランクヴィストなのでは、、グランクヴィストのW杯のプレーを見る限りだとサッカーに対する真面目さや、熱意は受け継がれているように思われるぞ。
漢気溢れるグランヴィスト。W杯を見て彼に惚れたものは多いのではないか。
それにしてもファン・ダイクは無敵だ。とりあえずメッシVSファン・ダイクが見たい。
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