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難しいなあ、というところから。

気が向いた時にごく稀にFacebookを利用する。いつの間にかコンスタントに開くことさえしなくなった理由の中に「自分の現状をあまりお知らせしておきたくない人が存在する」というものがあってだ。それを度外視しても今の近況をちょっと載せておきたくて、1年半年ぶりに短めに近況を載せてみた。

『娘が女子高生になったり、職場が変わったり、お弁当作りが意外に楽しかったりする春を超え、最近では駆け出しのお笑い芸人(ドリカム的トリオの内の男二人)の結婚観に対してド説教をする夢を見たり、AVのパケ写は嘘つきまくりか!と憤ってみたり、漫画アプリのルーティーンで夜は忙しかったりしながら健やかにそこそこ楽しく暮らしています。

この夏もTシャツはお洒落マイスター日向小次郎スタイルで行く予定です。』

と投稿したところ友人の一人から「お洒落マイスター日向小次郎って誰?」というコメントを寄せられ、返答に悩んだ挙句行き詰まって投稿の削除をしてしまった。画像を付けた投稿であったのにそんなコメントをしたのは私の友人の中でもトップクラスに困ったちゃんな同級生であった。まさか40代にしてこんなド直球の無粋なコメントを送ってくる人がいたなんて…と思ったが、フォローしている友人のことを把握せずに投稿した自分を呪って静かに投稿を削除したのである。結局、反応を気にしなくてはならない自分にも嫌気がさしちゃったのである。

「noteをはじめてみよう」と思っていながらずっとしてこなかったのにも元来のズボラ性があることと、「はじめるならそれに相応しい内容で始めたい」なんていうちょっと粋がったカッコつけ精神みたいなものが相まっていたからということもあってだったのだが、こんな時間に日本テレビをつけながら寝落ちから覚めた頭ボサボサ状態で書いている次第である。全然素敵な感じではじまっていない。

先に述べた通り、Facebookでは言っておきたい近況があっても「どうしても近況を知られたくない人がいる」ということと、「どうにも答えようのないコメントを寄せてくる困った人がいる」という理由から投稿を憚られるという事案があるため、ここは心機一転noteに!と思ったのであった。そもそも言っておきたい近況って何よ、という気もする。大抵知りたければもうLINEなんかで連絡を取っているのだし。

同様の理由からSNSも非公開のTwitterと見つかってしまったが静かに見守ってくれる有難い友人2人以外はSNS上だけの繋がりでInstagramを利用しているため、ノンストレスでSNSを自由に利用できている。かつて知り合いや友人ともやり取りをするアカウントを作っていたのだが、どうしても彼女たちの無自覚なマウンティングや高い承認欲求に加えて自慢ともとれる内容を目にしては、見なくて良かった彼女らの本来の性質みたいなものに対して疲れたためアカウント自体を休止してしまった。

どうせなら文章を書くのに最適な場所があれば…と、思い切ってnoteを開いてみたという次第。飽くまで自分の気持ちの記録というか、そういうものでいいかと腑に落ちて。

せっかく知ってほしい人もいてFacebookに近況を載せたかったのだが、そんなに面白い内容でもなかったよな…という急に冷めた感覚にさせられたことと私を理解してくれる人にそもそもSNSでは繋がっていないという事実にぶち当たったというお粗末な結果であったことに己の日頃を省みた出来事になっただけっていうね。トホホ。

よく考えたらいいのか悪いのかFacebookを見てくれる人は大抵「面白いねえ」という平たい感想を述べてくれるのみ。他の人みたいにキャッキャウフフと「このドラマ楽しみー」というような投稿に「いいよねいいよねー私も見てるよー!」みたいなノリでもっとそういう風に楽しめる性格であればもっとこう私もリアの充だったのだろうと思うのだが、それとは違う路線で生きてきちゃったので何か言ったところでせっかくのコメントをもらったとしても急に地雷を踏んでくるみたいな人から変化球じみたミサイルを飛ばされて終わるという哀しき路線でやらせてもらっている。え?やらせてもらっ…(自覚→泣)。

もっと素敵にはじめるはずが、こんな形での初投稿であった。

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