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【5分焙煎考】焙煎と焙煎士
おはようございます。
珈琲の伝道師 向井務です。
焙煎と焙煎士について考えてみたいと思います。
珈琲の焙煎はそれこそご飯の調理法を挙げよ!というくらい、
たくさんの選択肢が用意されています。
そして、作り手、受け手の好みも無数にあります。
作り手として、その「珈琲焙煎」を行うのが
一般にいう焙煎士です。
焙煎士というものは、特に資格があるようなものではなく
珈琲を焙煎して、特に生業にされている方を焙煎士と呼ぶ
傾向にあります。
なので、正直なところ焙煎士と言っても
考え方や目指すところが全く違うことが面白さの一つと
言ってしまっても過言ではないと思います。
焙煎士のお仕事は、単純には珈琲の豆を焙煎して、
お店や個人の目指す味を表現することが
目的となるのですが、いろんな焙煎士の方とお話しして
出てくる焙煎の方向性として、一般的なところに
合わせていくかどうか、というところが、
結構お題になることが多いです。
自由に焙煎できればいいのですが、
商売上、ターゲットや地域性も視野に入れた味作りを
していく必要があったり、逆に自分の目指す味を
追求する方もおられ、それはそれでいいかとも思いながら
5分たちましたので今日はこの辺で失礼しますm(__)m
ご近所の焙煎士さんはどんな方向性でしょうか?