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をくだ屋技研さん、淡路島で珈琲栽培構想
【一日一策】4.21
今日は午後から紅茶の横江先生にご紹介いただいた
「をくだ屋技研」さんにお伺いしました。
ハンドリフターやキャリーなどを製作されている
その道85年の老舗さんです。
今回社員さんがプロジェクト化して作られた
おしゃれなショールームで提供する珈琲について
ご相談を伺ってきました。
今回は、折角のプロジェクトなので
会社の思い、社員さんの思いがにじみ出るような
ブレンドを一緒に作っていこうと思い、
ひとまず珈琲の面白さと味見がてらの試飲会を
させて頂きました。
とにかく、みな人財といっていいほどに
人間力のある方ばかりのいい会社でした^^
短い時間でしたがしっかりお話やご対応いただいて
本当にありがとうございましたm(__)m
面白いブレンド作っていきましょう^^
【一日一考】
チャレンジ的農業について考えます。
個人的に数年模索しているのは、
近畿圏でのコーヒーの木の露地栽培です。
コーヒーの木の露地栽培をするには
以下の条件が必要です。
最低条件
①地温と気温が5度以上であること(現状の品種の場合)
②雨量がやや多いこと
③強風や台風の影響が少ないこと
④鹿などの食害がないこと
⑤塩害がないこと
推奨条件
⑥昼夜の寒暖差が大きいこと
⑦珈琲栽培に適した土壌であること
⑧灌水がしやすい水はけのよい土地であること
以上の条件から、望ましい土地は。
①地温、気温が高い、海に近く気温が安定している土地。
→淡路島、紀伊半島
②雨量は日本の場合大体オーケー、
③台風前提で吹き返しの北風、台風右側の強い南風を避ける
→東向きの斜面が理想、防風林で対策
④鹿の少ない土地
→淡路島
⑤瀬戸内海は1km、太平洋日本海は2㎞が塩害の閾値といわれている
→1km以上内陸であること。崖の場合はもう少し緩和。
⑥地域的に標高による寒暖差は見込めないため、今後検討。
⑦土壌については、あとから改良、最適化。
⑧井戸を設けるか、河川が近く、斜面であること。
ということで、今のところ最適な土地は、
淡路島東側、海沿いのちょっと崖あるいは丘に入った東向き斜面に
防風林で囲みながら栽培、ということが考えられます。
耐寒性については、グリーンビーンズからの発芽環境が作れたら、
耐寒選抜を試してみます。
ベースとして、耐寒性の高い品種(未調査)かつ
味的に個人的に好きな品種(ティピカ系、パカマラなど)を
用いて試します。
ちょうど育苗機でサーモスタットがあるので、
通常の発芽温度20度以上のギリギリで発芽するものを
今年から、選抜してみます。