従来の風邪が5類感染症になるという事。
急性上気道炎、いわゆる「風邪」が5類感染症へと引き上げると明言された。
どいうことかというと、ウイルス側の立場に立って考えれば簡単な話だ。
全体的に人間側のウイルスへの免疫力が落ちているからという事なんだろう。
溶連菌とかの細菌類に関してもうそうだ。
そもそも風邪のウイルスや細菌というのは人間を宿主とする事で人類と共存しているという関係性だ。
例えば、致死率が高過ぎれば感染する前に宿主が死んでしまい、ウイルスも増殖出来ずに絶滅してしまう。
なので、ウイルス側は耐えず変異を繰り返してそこそこ感染して広がりつつも宿主となる人類が絶滅しない程度に調整する事で何百年何千年もの期間に人類は免疫を獲得する事や、ウイルスや細菌側の戦略で致死率が下がる事で共に存続してきた。
コロナ禍では世界的に一斉に人類がマスクをしてお互いの接触を避けた。
それによってウイルス側はいくら変異を繰り返しても感染する事ができず絶滅の危機に瀕してしまった。
絶滅の危機に瀕するとウイルスや細菌は変異をさらに繰り返す。
新型コロナは変異と感染性を高める事で人類に感染を勝ち取った。
人類は結局新型コロナを根絶出来なかったし、
知らない間に裏では同じ事がその他の細菌やウイルスでも起こっていた。
いつもなら半年〜1年ごとに多少は変異している風邪のウイルスに感染している人類が、
コロナ禍で何世代もの変異を知らず、感染もしなかったので当然免疫もない。
もしかしたらウイルスや細菌も人類に感染しなかった事で先祖帰りして致死率の高い原種に戻っていたりするかもしれないし突然変異して新種となっているかもしれない。
親愛なる隣人レベルの数多の風邪のウイルスは殺人ウイルスに戻っているかもしれない。
そういうリスクがあっても新型コロナにはあのような対応をするべきだったという事なのだからそれは仕方がない。
これから人類は数多の風邪に感染し直して再び共存しなければならない。
それをやろうとすると数多の命も失われるだろう。
次に人類がやろうとしているのは、
ワクチンにより全ての風邪や細菌の感染を予防する事だ。
共存をする選択肢を捨てて全てを根絶する為の戦いを始めようとしているのだ。
という事で、
5類になってもただの風邪でしょ?
となめて治療しないでいると普通に死ぬ。
そんな症例は今後増えるだろう。
その為の5類なのだ。
そのうちコロナワクチンのせいだとか、新型コロナのせいだとか言われはじめてまたパニックになるかもしれないが、
これは俯瞰してみると人類側の問題だ。
そうなるのは当然なのでもう頑張るしかない。
頑張りようがないので身を任せるしかないのだ。