不老の時代。悪魔の実「オペオペの実」アダムとイブの禁断の果実、知恵の実は存在した?!
それは、旧約聖書のアダムとイブの物語。
知恵の実とエデンの園
神はアダムとイブをエデンの園に住まわせ、「善悪の知識の木」から実を取って食べることを禁じました。
「その実を食べると死ぬ」と警告したのは、神の命令に従うか否かを人間に選ばせる試練でもありました。
「知恵の実」は善悪を知る能力の象徴であり、神のような知識を持つことを意味します。
該当箇所:創世記 2:16-17
神「あなたは園のどの木からでも自由に食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは決して食べてはならない。食べると必ず死ぬ。」
蛇の誘惑と食べた理由
蛇(サタンの象徴)がイブを誘惑し、
「その実を食べても死ぬことはない。むしろ神のようになり、善悪を知るようになる」と告げました(創世記 3:4-5)。
イブは実を見て、それが「食べるに良さそうで、目に美しく、賢くなれる」と感じ、アダムと共に食べました(創世記 3:6)。
死の意味
「食べたら死ぬ」とは、単純に肉体的な死だけを指しているわけではなく、霊的な死や神との断絶を意味すると解釈されることが一般的。
肉体的な死
実際には、アダムとイブは知恵の実を食べた直後に死ぬわけではありません。
しかし、この行為によって「不死の存在」ではなくなり、最終的には死ぬ運命が定められました。
霊的な死
神との親密な関係が断たれ、エデンの園を追放されました。
人間はこの時から「罪」の性質を持つ存在となり、苦しみや労働、死が人生の一部となったとされています。
とまあここまでがエデンの園の概要です。
ワンピースの悪魔の実オペオペの実の能力は「不老」にする能力。
ジャンプでは黒髭の発言が「不老不死」となっていたが、
107巻の単行本版では「不老」と訂正されていました。
つまり、悪魔の実も、知恵の実も人に死を与えるが、不老にする能力があったということです。
アダムはエデンの園を追放されてから930歳まで生き、その子孫が人類であるとされます。
悪魔の実の由来
善悪の知識の実の悪の部分はラテン語でマルムであり、
マルムがリンゴという意味も持つことから知識の実は悪魔の実でありリンゴであったと言われています。
リンゴの原種は何種かありサナシの実と言われたりする事もあるが、カザフリンゴ(マルス・シエウェルシイ)とされてます。
エデンの園があったとされる現地には自生してないことから杏であったと言われたりもします。
悪魔の実はリンゴの可能性が高くなった。
冒頭で紹介した記事、
現在医療の現場でよく使われているSGLT2阻害薬。
元々は糖を尿中に排泄する新しいタイプの糖尿病治療薬だったが、最近は心臓や腎臓を保護する作用を期待して心不全予防にも使われます。
これが最近老化細胞を除去する、不老効果があることがわかってきました。
悪魔の実とSGLT2阻害薬がリンゴと繋がる理由。
SGLT2阻害薬というのはリンゴの果皮に含まれるフロリジンを精製して製剤化したものだからです。
2014年から何種類ものSGLT2阻害薬が発売され、その中でもアプルウェイという商品名で発売されたトホグリフロジンのアプルはもちろんアップルが由来です。
なぜか販売中止となり、デベルザという商品名で継続販売中です。
不死にはならないが、不老に出来るリンゴの果皮から精製されたSGLT2阻害薬。
オペオペの実やエデンの園の知恵の実に通じるものがあります。
現代の研究開発技術がようやく紀元前5世紀以上前にあったかもしれない技術や知識を裏付けているような感じがして非常にロマンがありますよね。