治療院界隈の徒弟制についての一考察
治療院界隈に限らず、特に職人系の仕事には、「徒弟制度」というものがかつてありました。
現在は労働基準法の問題があるため、徒弟制度自体は違法ではないものの、前時代的なありかたは現代ではほとんど見られなくなりました。
本日は徒弟制度の功罪と課題について考察してみました。
定義がないと絶対あいまいになる
この原稿自体は、元々なんかのきっかけでこれを読んで、
http://www.fujitsubame.jp/educationhd.html
※文章を引用しても本来問題ないと思いますが、執筆元がその辺のルールを理解してない節がありそうなので、今回はリンクを張るにとどめます。
適当に書き始め、多分3年前くらいにメッセンジャーのやり取りをきっかけに本格的に書き始めていたのですが、結局3年後の今出してるのは理由があります。
徒弟制度自体の定義がめっちゃあいまいなことです。
師に該当する側のタイプとしては
弟子入りする側の感じとしては、
おおむね分類するとこんな感じでしょうか。
技術と金銭と、どちらも必要なので、二元論では語れませんよね。
集客について語る人が技術をおろそかにしていると断じることができない、技術について語る人が集客に無関心かというとそうではないのはそういうことです。
ただ、重視するポイントに濃淡は出てきますよね。
ここのマッチングがないとまず上手くいきにくいのですが、徒弟制度を訴える人はここの言葉が足りてない印象があります。
結局、徒弟制度、という言葉で全部包括しちゃってるので、どれよって話になるわけですね。
自分の受け継いだものを伝えていってほしい人もいれば、弟子がいるよ(ドヤ)って人もいたり、この技術を習得していれば生活に困らないレベルのものになると思ってやってる人、色々ありますね。
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