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セラピスト界隈のもめごとは、プロスペクト理論で読み解ける説
プロスペクト理論ってご存じですか?
主にギャンブル畑や投機畑にいた人なら耳にしたことがあるかもしれません。
一般的な理解であると、
人は利益を得た喜びより、損失のストレスを強く感じる
的なことです。
難しい話はこれでも読んでください
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsis/2019/646/2019_646_79/_pdf
セラピスト界隈でもめごとを引き起こす人、特にインターネッツについて、自分が観測した範囲で共通点があります。
・攻撃性が高いが打たれ弱い
・指摘されると論点をずらすか感情的になる
・同調しない人間は全て敵
別段頭が悪いようにも見えない人に限って↑の症状が出てくるのはなぜでしょうか、これがプロスペクト理論における、事実と異なる認識の歪みが作用するという意思決定モデルではないかと考えます。
別名、自分がおごった時に限ってでかい顔症候群とも言います。
自分は正しい事をしているという傾き
なぜこんな事が起こるのか、一つの過程として出てくるのは、自分が正しい事をしているという精神の傾斜があるのではないでしょうか。
自分の物差しでアドバイスしてあげてる、自分の見識を持って正しい事を言ってあげている、そういう心理が働いているのかもしれません。
自分が間違っているのではないかという状態では、人に攻撃的な言動ってできないんですよね。
もちろん正しさというのは一元的なものではありませんが、誰の視点で見るかによってそこは変わってきます。
正しいと思うにはその理由が必要で、なぜ正しいと思ってしまうのでしょうか?
実績や成果は、人を酔わせる
オリジナルの○○法で目に見えて成果が出る、人の目に留まる。
収益が上がる。
こんな感じで結果が出てくると、自信になりますよね。
観測している範囲で、やらかす人たちに共通しているポイントとして、成果が出た後、攻撃的な言動に傾いていくという事があげられます。
勝って兜の尾を閉めろ的なことわざがありますが、勝って兜がずれているのかもしれません。
この傾きだけで色々言うほど人はおろかではないと思うので、他の要因も考えてみましょう。
成功者の善意かもしれない
自分が成果を出した=これはいいものだ
少なくともその人にとってこれは事実です。
他の人もやれば同じ成果が得られるのではないか、そんな善意もあるように思います。
他者が自分の善意で成功すればハッピーですし、自分のやり方の正しさも証明できます。
今違和感を感じた人もいるかもしれませんが、善意を人に施すことと、打算がはいることは矛盾しません。
結果皆得するのですから。
我は汝、汝は我、否!
しかし、人は人で、自分ではありません。
思ったほど共感が得られない、改めて欲しい人が反応してくれない。
自分の善意が報われない、これは損失です。
その辺の成功してない連中と違って、成果を出した自分や仲間の善意が通じない、これは傷つきます。
プロスペクト理論発動です。
傾斜を転がり落ちる
この辺りから言動が過激になっていきます。
その言動を見ている人たちもイライラしてきます。
この段階ではもう過敏になっていますから、いらだたれてることにさらにイライラします。
そしてより過激になります。
このころには反応してくれるのは、愉快犯と無責任な人たちだけです。
本当に善意を施したい連中は相手をしてくれません。
あり得ない、悪徳だ。
自分の獲得した利益も成果も吹き飛んでいます。
もう損した気分しかありません。
精神の傾斜をどんどん転がり落ちていきます。
そして引き金を引く
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