【夏合宿】景色を変え、今を問う
どうも、変化にもっと優しくなりたい、むじょうの前田です。
今年は時節柄、わいわいと合宿はできませんが....
株式会社Root-Nの佐竹さんと弊社から、あっぷるささき、杉村、前田の4人でひっそり行いました。
今年はインターンの中澤さんが来れず...(めちゃくちゃ残念!来年こそ!)
コンセプト
今回の合宿のコンセプトは、
景色(広義)を変えることで、目と心を休める。
※何かを得ようとはしない。何かと出会えるかもしれない。
というものです。ここでいう景色を変えるとは、
画面 → 自然
直近のタスク → 遠くの未来
仲間との関係性 → 自分の内面
現実 → 理想
現在の生 → 来る、死
と、いつもみている物事から目線を変えることを指します。
では、合宿で行ったワークショップについて紹介します。
役割と願い
合宿の目的の通り、いつもと景色を変えることを意識して「役割と願い」というWSを設計しました。一言でいうと、担えている役割と担いたい役割を認識することで、普段と景色を変えるという試みです。今回は「Earth」「Japan」「Company」「Myself」の4つのレンズで捉えることとしました。
Earth:地球におけるむじょうの役割は何か?
Japan:日本におけるむじょうの役割は何か?
Company:むじょうにおけるあなたの役割は何か?
※今の役割と、今後担っていきたい役割について
Myself:あなたにとってむじょうとは何か?
これらの問いに対して、1時間程沈黙の空間で各自紙に書いていきます。
この時、部屋の電気は落とし、キャンドルの炎を灯し、線香を焚きます。炎が生む揺らぎと影は、いつも部屋の照明で隅々まで照らし影をつくらない景色とは大きく違っています。
書き終わったら、1人40分を目安にはなし、周りからも質問を投げます。後ろの時間を気にせず話ができるのは貴重な機会ですね。
一部、むじょうメンバーからどんな役割の願いが出てきたのか、ご紹介します。
Earth:地球におけるむじょうの役割は何か?
GDPを指標とした右肩上がりを是とする社会からの脱却、豊かさのパラダイムシフトに伴う痛みの鎮静剤としての「無常観」の再興(前田)
境目のないインターネットの体現(あっぷる)
発展の限界との調和を促す(杉村)
Japan:日本におけるむじょうの役割は何か?
「来る、着陸」の時、軟着陸できる選択肢の創出・メンタリティの醸成(前田)
死に対するイメージの転換(あっぷる)
変化に応じて形を変えながら、サービスを届けていく(杉村)
Company:むじょうにおけるあなたの役割は何か?
仮説を正解にする役割 / 痛みを引き受ける役割(前田)
自転車(遠くへ行くための乗り物)に一番詳しい役割(あっぷる)
ジョーカー(杉村)
Myself:あなたにとってむじょうとは何か?
meme(前田)
思想を体現する場(あっぷる)
公園(杉村)
と、こんな感じでやっておりました!
ゆとりある時間・空間でいつもより、大きく、長く、遠くを見据えて思考する、貴重な機会になりました。
これからも、むじょうの役割をアップデートしながら、チーム一同がんばります!