生成AIで、生成されるものと、生成されないもの、に関する短い考察
Hi, Guys !
画像生成AIや動画生成AIで、生成されないものたち
はい、表題の通りです、こんばんは。
以前に、映画『エイリアン』(Alien)に登場するゼノモーフ (Xenomorph)を、画像生成AIや動画生成AIで、完全に再現したい!という記事を書いたことがある。
その時にも少し触れたのだけれど、画像生成AIや動画生成AIによっては、おそらくは生成への規制がかかっていて、まったく生成されないケースが存在する。
つまり、'Alien'に登場する'Xenomoroh'、というプロンプトを記述すると、完全な'Xenomoroh'のヴィジュアルが生成されるサービスと、まったく生成されないサービスがある、中間っぽいものもある、Xenomorphっぽいものが生成されるケース。
これはおそらく、'Xenomorph'というものの肖像権?、そこまでじゃなくても、著作権にからんで、生成されないように規制がかかっているのではないのか?と思う。
もっとわかりやすい例だと、映画俳優のウィル・スミス(Will Smith)やブラッド・ピット(Brad Pitt)が生成できるサービスと生成できないサービスがある。
俳優や著名人に関しては、徐々に規制が進んでいるようで、前までは生成できた人物が、生成に規制がかかって、生成できなくなったケースもあると思う。
ちなみに、ぼくはテスト的に、ブラッド・ピットやレオナルド・ディカプリオを生成してみたが、完全に本人に見えるヴィジュアルの人間が生成された、これは画像でも、さらに動画でも、ちゃんと動いて生成された。なんちゃってなら、映画のシーンが制作できるな・・・、作ってる人たちがいるけどね・・・。
しばらくしてから、もう一度試してみたら、レオナルド・ディカプリオは生成できなくなっていて、なんだか訳のわからない知らない外国人が生成されるようになっていた・・・、規制されたのか?あるいは、タイミングで、何度もやれば生成されるのかは、何十回も何百回もやってないから定かではない。(そこまで暇人ではない)
これは意図的に生成したケースだが、
意図せずに、とある動画生成AIで、映画の予告編っぽいものを制作するために、「アメリカ合衆国大統領」というプロンプトを記述した際には、何度試しても、勝手にドナルド・トランプ(Donald Trump)しか生成されず・・・、どういうことやねん!となった。プロンプトに名前は入れていないし、トランプは、その時大統領ではない、まあ大統領選に出馬してはいるが・・・。
そのため、流石にトランプを使って、映画の予告編を制作するわけにはいかないので、「47代アメリカ合衆国大統領」という記述に修正したところ、今度はジョー・バイデン(Joe Biden)が生成された・・・、まだ、46代目だろ、バイデンは・・・(この時点では、大統領選に出馬していたけれど)。
ちなみに、ついこの間、再び意図的に、バラク・フセイン・オバマ2世(Barack Hussein Obama II)を生成してみたが、これは完全に生成される、いまでも生成されると思う。
余談だが、某有名画像生成AIでも、'famous American president'というプロンプトだと、ほぼ、ほぼほぼ100%、トランプしか出てこない。時々、オバマが出てくるくらい。
もっとフェイマス、いっぱい、いるやろ、生成AIの成立時期とか学習期間に関係しているのかな?
でさ、こういうケースで、ネット上に生成された画像や動画をアップしている人々が思いの外たくさんいるし、なんだったら勝手にその俳優なんかを使用して、商用じゃないにせよ、短編作品を制作して公開している人々がいるのだが、あれって大丈夫なの・・・?
利益が発生していなければ、ネットに公開しても、大丈夫なの??
そのあたりが、よくわからんのだ・・・、まあ倫理的に言えば、無許可はもちろんダメだろうけどさ。
なぜ、改めてこんなことを書いているかと言うと、
いまとある映像作品を制作していて、それがアメリカのポップカルチャーへのオマージュというかリスペクトを含んだ作品で、それで利益を得ようと思っているわけではなくて、趣味で作っているのだが、その中の登場人物に、とある有名な人物を模して作ったゴム製やプラスチック製のマスクをかぶらせている。
ただ、見ようによっては本人になってしまっていて、かなり有名な映画作品の登場人物なので、それってネットにアップして大丈夫なんだろうか?という疑問が生じた。
バットマンとかスパイダーマンみたいに顔が隠れていれば、まだしも・・・、いやでも、あれもたぶん著作権的にダメだろうけれどさ。
そのことを真剣に考えはじめたきっかけが、いくつかの画像生成AIや動画生成AIでは、その人物に対して規制がかかっていて、どうあがいても生成ができないようになっているからなのだ。
じゃあ、ということはだ、生成したらダメってことだろ・・・。
けれど、生成できるサービスが存在する。
これは、前述の、ブラッド・ピットやレオナルド・ディカプリオも同じくなのだが・・・。
規制されているということは、グレーゾーンだと考えられるので、たとえばYouTubeにその動画をアプロードした際に、どこぞから訴えがあがるのではないのか?ということ。
でも実は、前にさ、ちょっと前に、その人物を映像で作って、短い動画にしてYouTubeに、すでにアップしてるんだどね・・・、再生回数なんてアリンコの涙なので、誰も観ていないから問題ないんだろうけれどさ。
ちなみにだが、生成しようと思っても、まったく生成されない俳優を使用した映像は、いままでにもたくさん作ってみている。それは規制云々じゃなくて、本人のヴィジュアルが生成されるほど、学習情報がない、あるいはAIはその人物を生成しようとしているんだろうけれど、情報が少ないせいか、うまく再現ができていないんだろうと思う、以下の記事とか、そんな感じ。
このメリットがあって、ケースにもよるが、'Text to Image'で、何度生成しても、顔が固定されるのだ!つまり現時点で、そのAIは、それがその人物の顔だとして、生成している可能性がかなり高い。でも学習が進めば、すぐ変動しちゃうだろうけれどね・・・。
なんちゃってXenomorphでも、作ってるしな、これは造形が複雑なので、固定はできなかった・・・。
いまつくってるやつさあ、すっげえ気合い入れて素材作りまくったから、アップしたいんだけれど、完全に本人みたいな映像に一部なってるんだよなあ・・・。
という、悩める金曜日・・・、もう一回シチュエーション変えて、ゼロから作り直すかな。すげ時間かけたのに・・・、やらなきゃいけないことやらずに、この一週間そればっかり作ってたのに、アホだな、おれ。
がっかり・・・、最初に考えればよかった・・・。まあでも、何事も経験である。ファンメイドってことで、問題ないのかな、もしかしたら。
ファンメイドの作品って、許可取ってるんだろうか???とってない気がするけど。
さて、気分転換にチョコレート食べて、エブリデイじゃなくなってる"ONE SCENE EVERY DAY"の映像を、きょうはちゃんと作ろうかな!
きょうは、ここまで。
ciao.
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