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MacBookProの中に小蝿が忍び込んで、ぼくの明日と林檎を貪り食っているアップルテイスト日記。

今日は、いろんなことに気分が散ってしまって、なかなか思うように一日が過ごせなかったように思う。

だから、ちょっと日記がてら、日々を振り返ろう。

5:30に目が覚めて、そのまま軽い筋トレをしてから、朝食を摂る。
キャベツの千切りのサラダと、丸いパンと、昨日スーパーで一個25円で買ってきたコロッケを使って、コロッケサンド。バナナ半分、牛乳、コーヒー、ウォーター。

色々やりたいことは山積みなのだが、前述のようにあまり気分がのらないので、しばらくネットで調べ物などして時間を過ごしつつ、日が昇ってきたので買い物に出かける。

その前に、少し時間を遡るが、

ネットで調べ物をしている最中に、MacBookのファンに小さな羽虫が入っていったような気がして、気になって仕方がなくなる。小蝿のような虫、入ってしまったのか、実際には入らずに、どこかへ飛んで行ったかもしれない。

そういうことで、時々、えらい長い時間、モヤモヤした気分のまま何もする気が起きなくなって、無駄に時間を捨ててしまうことがある。

気分を晴らすために、ファンのあたりを掃除機で吸引するが、もし虫が入っていたとして、入っていなかったとしても、掃除機が何かを吸引してもしなくても、もはやよくわからなくなって、モヤモヤしたまま買い物へゆく。

ほぼ客のいない無人の電気屋を流し、某チェーンの家具の専門店を流し、近所のドラッグストアとスーパーマーケットを流し、結局購入したのは、レモン一個のみ。

歩数にして、16,000歩ほどの、ほぼ散歩となる。

帰ってきて、掃除やら洗濯やら、食事の準備やら、庭の雑草抜きやら、していると、もう夕方近くになっている。

MacBookのファンの中に、果たして小蝿が入り込んだのか否か、まだ依然としてモヤモヤしていて、頭をあまり使わないような単純な作業しかこなせていない。

それでも、しばらく、少しだけ頭を使って作業を進めたのち、本格的に夕飯の支度に取り掛かり、シャワーを浴びてから夕飯。

スパイシーな味に漬け込んだ鶏胸肉のソテー、ピーマンと茄子添え。きゅうりとレタスのサラダ。丸いパンと細長いパン。サルサソースとトマトソースとタルタルソースを作ったので、ソテーと合わせて3色で食す。

現在、禁酒中のため、酒は飲まない。

本来なら、ワイン二本くらいは飲んでいるような献立だが、飲んだのはレモンの風味が添加された炭酸水1リットル。

禁酒をはじめたのは、とある病院での血液検査で、「肝臓が末期です。」と言われたからなのだが、その後、一週間禁酒してから再びその病院で血液検査を受けると、「あれ、正常値に戻ってますね。」とのこと。

かなりの年数、ほぼ毎日酒を飲み続けてきたけれど、一週間の禁酒で肝臓が回復するものなんだろうか?

けれど、なんだかんだと、もう5週間ほど、酒は一滴も飲んでいない。

この日記を書いている最中も、MacBookの中に小蝿が入ったのではないのか、という不安に苛まれている。

そういう類のことは、おそらくある日突然忘れてしまって、記憶の泥土に沈んでしまって、引き釣りだそうにも、もう二度と浮かんではこないのだけれど、それまでは、沈むまでは、ぼくのあらゆるものに干渉してくるだろう。

酒を飲まなくなってから、夜更かしが出来なくなった。いや、出来るのだけれど、いままでとは、何かが少し、いや大いに違うのである。

だからいま、もう眠くて仕方ない。

この日記を書き終えたら、ベッドに向かおう。

明日になったら、MacBookに入り込んだ小蝿のことをすっかり忘れていたらいいのになあ、と思うけれど、この日記をこれからアップするので、この日記を読み返したらまた気になって、掃除機でファンのあたりを小一時間吸い続けるに違いない。

そういうおかしな不安がこの世から無くなれば、きっと心を苛まれることなく安らかに暮らせるだろうか。

いや、きっと、不安あっての安らかなる日々に違いない。

ぼくが眠っている間に、MacBookに入り込んだ小蝿が密かに抜け出して、遠くを目指して旅立ったらいいのに。

そんなわけで、今日の教訓、
・MacBookに小蝿が一匹入ったくらいで、壊れないから大丈夫。

実際に入ったかどうかではなく、入ったという想像をすることが、激しい苦痛だったりするのである。

それでは、みなさま、よい夢を。

#note #MacBookPro #小蝿

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