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シャンピリ2

このシャンピリ感と言われるものは、SSRIと言われるグループに入る抗うつ剤や向精神薬の副作用の一つだ。

一般的に知られているのは、その中の一つ『パキシル』と呼ばれる薬だ。

この薬が切れた時に出てくる症状を副作用の中の一つで『離脱症状』と呼ぶらしいのだが、この切れる時間はその薬によって様々で、もちろん体質も関係してくるので、個人個人で違うワケだ。

私が服用している抗うつ剤はトリプタノールと言う三環系抗うつ剤と言われるグループで、うつ病以外には大人の夜尿症や、鎮痛剤が効かない痛みに対して処方される。

私は夜間頻尿が酷く、殆ど睡眠が取れずに日々を過ごしていて、非常に危険な状態を脱する為に処方されたのだ。

しかし、肝臓が悪い私にとって、この薬は待ってましたとばかりに牙を剥いたのだ。

病むを得ず中止となり、代わりに処方されたのが、SNRIと言うグループに入る抗うつ剤イフェクサーであった。

が、イフェクサーでは効き目が弱く、トリプタノールを再度処方されたが、イフェクサーはセロトニン症候群の関係で直ぐに止められないので、現在に至っている。

ここまで出てきた抗うつ剤は3種類。

SSRIのパキシル

SNRIのイフェクサー

三環系抗うつ剤のトリプタノール

シャンピリの症状が出るのはSSRIのパキシルと聞いていたのだが、私は処方されていないので、じゃあ私を襲ったシャンピリは一体ナンジャラホイ♫って事で、調べてみた。

今ではSSRIではない抗うつ剤でも、人によってはシャンピリが出ることが判ってきたらしい。

その薬ごとに離脱症状が出る時間が違うそうで、その辺も調べる必要があったので、結構受験勉強並みに頑張ったぞ😅

そして判ったのは

SNRIのイフェクサーは約9.3時間、三環系抗うつ剤のトリプタノールは13〜31時間の間で離脱症状が出てくることが判った。

このシャンピリ感、非常に不快で、酷い時は動けなくなるのだ。

頭を動かしてもシャンシャン、目を動かしてもシャンシャン、何をしてもシャンシャンと頭の中ではシャンシャン手拍子足拍子、太鼓叩いて笛吹いて♫  なんて生易しいものじゃないが、気がおかしくなる一歩手前な感じなのである。

薬はリスクとはよく言ったもので、私は調べて何とか謎を解いたが、分からない人はずっと苦しまなければならない。 

なので、この記事が誰かの目に触れることで、例え一人でも救われてくれるのなら、私は嬉しい。そんな思いで書かせて頂いた。

次回は、同じ副作用の『横紋筋融解症』です。

乞うご期待😁


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