縦書きの文章、読む機会減ったよね
こんにちは、むいかです。
デジタル社会に生きていると、縦書きの文章を読む機会が減っているなぁと感じます。
SNSも、Webサイトも、ブログも、今読んでいるnoteだって、ネットの中の文章は基本横書きです。
これは、ネットの世界がグローバルであることを表していると言っても良いかもしれません。
世界的に、縦書きの言語は少ないのです。
正方形のなかに押し込められた形状の文字、例えば漢字、
を扱う言語であれば、縦でも横でも通用します。
でも、意外とそういう形状ってないんですね。
調べると、中国もほとんど横書きになっているらしいです。
縦書き表記はどんどん少なくなっていく。
今部屋をぐるりと見渡すと、縦書きの文字は本とCDの背表紙(?)だけでした。
CDの中の歌詞カードは大抵横書きなので、カウントして良いものか。
歌詞で常に縦なのは椎名林檎くらいです。
なんにせよ、縦書きが少しずつ私達の生活から少なくなっていることを実感します。
気を抜いたら、ずっと横書きの文章ばかり眺めている気がする。
それゆえに、縦書きの文章を読むと、最近は少し身が引き締まる思いがするのです。
短歌や、俳句や、小説など創作。
新聞。実用書。エッセイ。
自ら選び取って触れなければ、触れないものばかり。
だからこそ、ちょっと手を伸ばして、それを読んでいる時、一層特別な感覚を味わうのかもしれません。
もしかしたら、ネット社会に毒されて、縦書きを読むスキルが落ちただけかもしれない。