労働基準局で思い出したこと
結婚して郡山に来てすぐ
家からめちゃ近いという理由で勤めた会社。
一日で辞めることを決意したこの会社だけれど
話が通じないため会社を辞めるまでに
そうとうな月日を費やしてしまった。
そのなかで、たぶん入社2年くらいの時
労働基準局に相談の電話をしたことがある。
労働基準局の電話窓口のおじさんに対する
率直な感想は「感じ悪い」だった。
なげやりというか、
へー、だからなんなの的な、
相談窓口とは到底思えない
なんのために電話に出てんの?
と聞きたいくらいの
嫌な対応をするおじさんだった。
最初の一言二言で、
「あーー、このおじさんは
毎日いろんな人から会社の不満を
ぶちまけられ続け、
時には暴言を吐かれるなどして、
このおじさん自体が仕事をやりたくない状態に
なっているんだわー。」
と思った。
こんな状態のおじさんに何を言ったところで、
わたしのためになる回答なんぞいただけるどころか
話せば話すほど不愉快になるなと思った。
でもせっかく労働基準局に電話をかけたので
この電話を切るまでに電話口のおじさんを
めちゃめちゃhappyマインドにしてやろう!と
わたしの遊び心に火が着いた。
会社をやめたくてもやめられない人であることを
伝えながらも
おじさんの発言にたいして激しく同意し
ためになったことを言葉にして伝え
さらには
おじさんと話せて心が軽くなったことに感謝し、
勇気をもって退職交渉をしますと
明るい声でお伝えした。
するとなんということでしょう。
電話を切る頃には
おじさんの声が嘘のように穏やかな優しい声になり
また困ったことがあったらいつでもお電話くださいと言うではないか。
やっぱりおじさんも疲弊していたんだと確信した。
人は疲れていると
他の人に優しくする余裕がなくなり
攻撃的になってしまうのが常だ。
根っから性格が悪い人は別として、
機嫌が悪いなとか冷たいなと感じる人は
ほとんどの確率で体と心が疲れている。
本当はそういう人は、ゆっくり休養を取らないと
体のどこかに悪いところが出てくる。
世の中いろんな決まりや常識などあるけれど、
結局自分を守れるのは自分しかいない。
会社なんか辞めたければ
どんなに嫌な顔をされようが
辞めればいいだけなんだ。
自分次第。
現に退職届けを出して2週間後に
強行に来なくなり辞めた人もいたし、
退職代行を使って辞めた人もいたし、
自分の人生なんだから人に聞く前に
自分で決めちゃえばいいだけなんだ。
今のわたしは実現リモコンを巧みに使って
なりたい現実を目の前に創造している。
そのたびに、
例えようのない腹の底から沸き上がるような
嬉しい気持ちでいっぱいになる。
嫌な現実を見ると、
なりたい現実、望みが
はっきりと浮かび上がってくる。
嫌な現実をいっぱい見て、
なりたい現実をいっぱい望んだおかげで
今とても幸せな現実を創造できている。
どんなことが起きたって大丈夫。
そこからひとつひとつ望みを放っていけばいい。
ひとつひとつ丁寧に
自分の目の前のことに向き合っていると
ほんとうに一分一秒が愛おしく思える。
今この瞬間、命が一分一秒づつ消えていく。
今を大切に
今この瞬間に意識を集中して
味わい尽くしてやろうという気持ち。
毎日が貴重な1日。
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