桜のお話
物心がついた頃から桜が好きだった。
なんの巡り合わせか分からないけれど、学校名も桜が付いていたり、桜の元に生まれた人生なのかなと今改めて思う。
今年は、桜をたくさん見ようと思い、今までに見たことのない桜を見ることにした。
1つ目は、熱海の熱海桜。
2つ目は、伊豆の河津桜。
3つ目は、吉野山の山桜。
そして、身近なソメイヨシノ。
どれもずっと見たいと思っていたものの、見ることができていなかった桜たち。
それぞれの桜については、改めて一つづつ記事にしていきたいと思う。
今年の冬は寒くて、なんだか心も寒い冬だったから、桜を見るたびに自分の心を取り戻していくような感覚があった。
桜は人の心を揺さぶる。それはきっと遥か昔から同じで、色々な歌になってきたことからも分かる。
一年にわずか10日間くらいしか見れない花に、私たちはいつも心を踊らされている。10日間しか見れないから、なのかもしれないけれど、桜の儚さには色々な思いが湧き上がるのだと思う。
あと何回桜を見ることができるのだろうと、ふと思う時がある。
そう思うと、一年一年、目の前の桜に真剣に向き合わなければならないとより強く思った。