3ヶ月ぶりのプールに、娘よりもはしゃぐ男

2月までは、娘と1週間に1回くらいは遊びに行っていたプール。再開後空いているという情報をゲットし、本日午前中に行ってきたのでした。

幼稚園の年長から小学校卒業までスイミングスクールに通っていた。僕のことです。

正直、スイミングスクールに通っているメンバーでは全然早い方ではなかったのだけど、それでも小学校では1・2番に早かったことが少し自慢で。
校内水泳大会では、兄の記録を4年ぶりに更新し、小学校の記録に名を刻むことができた。
その記録は1年後、後輩に大幅に更新されたらしい。
まあ大して速くはないのだから仕方あるまい…
でも、誰にも本音は言ってなかったけど、すごい、悔しかったです…笑

そんな水泳、やっぱりやっていて自分の体が強くなったかなーなんて思うところもあり、娘にも経験をさせたい!
でも、娘が自分からそういうところに行きたい!というまでは、僕とのんびりプールで遊ぶくらいでちょうどいいかなぁなんて考えて、昨年12月くらいから、近くのプールに行っていた。

が!やっぱりコロナ騒動で中断をしておりまして、本日4ヶ月ぶりくらいに行ってきたのでした。

娘にはどっきりっぽく、「なんかちょっと今日は暑いよね?どっか行きたいなぁ。あれかなぁ。プの付くところ…プールとか、どうかなぁ?」と勿体ぶって言ったところ、「水着準備した?忘れないでね!」と行く!という期待していた返事を通り越した言葉が帰ってきた。
娘よ!大きくなったね!前に、娘の水着だけ持ってきて、僕の水着を忘れて入れなかったこと、いつまでも忘れてくれないよね!うんうん!いい記憶力してるぞ!

そんなわけで、空いているという情報を期待して行ったらけっこう混んでいた。まあそりゃそうか。

でも、混んでいるといっても、子供が多いわけではなく、8割は高齢者だ。高齢者に大人気の流れるプールは諦めて、人の少ない子供用プールで遊ぶことにした。
これなら子供は全員で6人くらいしかいない。へへへ。大人も一緒にプールに入っているというよりは、付き添い気分の親が大半だぜ。このプールは我が家がもらった!がはははは!
と、調子にのった。けど、小心者なので、はじっこで娘とちょびちょび遊んでいた。
最近はまっているのは、小さいボタン(中学校で付けていた学ランのボタンだ。あげる人誰もいなかったから、たっぷり余っている!)をこっそり持ち込んで、宝探しゲームをすることだ。

…分かっている。本当は持ち込み禁止なことは分かっている。だけど、絶対誰にも迷惑かけていない自信があるから許して欲しい。こっそりはじっこで、僕が隠したボタンを娘が潜って探す、なんとも微笑ましい(自分で言っちゃってるやべぇやつ)遊びをどうか許しておくれ。

これをやると、まあ娘は喜ぶこと喜ぶこと。その姿にテンションがあがり、僕が数回、となりのトトロのお父さんの真似をしてプールを叩くというのがセットだ。
え?みんな知ってるよね?トトロといえばの、めいちゃんとお父さんが先にお風呂に入っていて、風が強いことにちょっと怖くなったさつきが、お尻に泡を付けたままお風呂に入ってからの、お父さんのゴリラを超えるドラミングをしてからお風呂に叩きつけるあの拳のシーンを。
いつかはあのお父さんを超えたいんだけど、僕の貧弱な筋肉ではいまのところあれを超える水しぶきをあげられないでいる。
お父さんの壁は怖いぜ。

というのを、今日は久々のプールに興奮していつもは3回くらいしかやらないのに5回もやっちまったぜ。
途中からは娘が呆れて全く欲しがってないのにやっちまったぜ!はっはは!

そしてその遊びに満足して周りを見渡したら、10年ぶりくらいに会う中学校の同級生を見つけ、その近くには娘と同じ保育園に通うパパも見つけた。

**ねえ。どんな気持ちで見てたの?

激しく暴れる僕を、どんな気持ちでみてたの?
教えてほしいよ…**

と思いながら、軽く挨拶をして、「そろそろ帰ろっか」「うん。」と空気を読む能力には定評がある娘と、そそくさと帰ってきたのであった。

でも楽しかったよね娘よ!パパ、次からはもうちょっと周り気にするね!ごめんね!と、しっかり反省をして、次回を楽しみにするのでした。
娘が恥ずかしく感じない、素敵なパパになりたいです…


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