夢追い人さんと私
こんにちは。今日も仕事辞めたい。
さて、辞めたい辞めたい言ってる私を尻目に、実際に辞めていく人がいないわけでは、もちろんありません。
色々な事情を耳にしてきました。
寿退職とか、家庭の事情とか、社風が合わないとか、給料とか、労働環境とか、本当にいろいろ。
その中にはまあ、別の道を志して辞める、という方も当然いるわけです。
色々な転職の形があるんだなぁと内心勉強させてもらってます。
で、まれに出くわすのが「この先の保証はとくにないけど憧れた夢を目指して頑張る」人です。夢追い人ですね。
私は心の中で夢追い退職と呼んでいます。
夢追い人っていうと、ミュージシャンになるといって、ギター背負って上京、なんてのも浮かびますが、昨今は夢の追い方も様々あることでしょう。私自身、物書きになりたいと言っているわけですし。
動画配信なんかは、お茶の間にある夢の入り口だったりするのかもしれません。
それはともかく。
いかにも将来の夢!みたいなものではなくたって人間、大なり小なり夢を追っている部分はあると思うんですよね。
そういう中で、その人自身の夢のため、現職を退く。それ自体は全くもって良いと思うんです。頑張ってね!という感じです。
ただ、たまーに、たまに。
「私は夢を追いかけるのよ!こんなところに燻っていられない!あなたたちと違ってね!!」
というような気持ちが見え隠れしている人をお見受けします。
さすがに口に出した人は見たことありません……と言いたいところですが、辞める同僚と込み入った話をしたときに、似たようなことを言われたことがありました。
あなたたちとは違うんです、なんてちょっと懐かしい響きを大真面目に言ってくるものだから、当時、ちょっとクスッとしてしまいました。許してほしいものです。
というかね、「仮に思っても言うなよ?!ばれるなよ?!!そういうことはさぁ!!!!」
と思わずにはいられません。
夢を追うのは大変結構ですが、その秤で他人の人生を評価するのは大変お門違いもいいところです。
夢を追う姿だって、人によっては愚かに見える。それと同じ発想をしていることに気付かなければいけないでしょう。
他人と同じレベルのことをしていて、「あなたたちとは違う」だなんて、笑っちゃうじゃないですか。
どんな崇高な夢を抱いていようと、他人の人生を馬鹿にしていい理由になんてならない。
しみじみ考えれば当然です。
自分の中にも、こんな悪い夢追い人の意識が生まれる可能性はゼロじゃないのでしょうね。
自戒自戒。
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