INTxだから人付き合いが苦手なんじゃなくて、さ

mbtiというものに初めて触れたのはおそらく2022年?
INTP-aとINTJ-aが交互に出ていたけれど、転職したあたりからINTJ-aしか出なくなった。心理機能(※写真1)は両方の特性がありつつも、INTPが近いと思う。なのでINTxとして、それぞれのあるあるを読んでいこうの回。

※写真1 心理機能診断、答えるたびに結果変わる

前半戦:INTJあるあるを読む

※検索でTOPに出てきた下記を参考にしています。

①交友関係は狭く深く

→YES。各人生のタイミングで1、2人くらいしか友人居ない。
 ※"友人"の定義・・・要件が無くても「私発信で」会いたいと思う人
 でも、大人ってみんなそんなもんでは?バーナム効果狙いの文章かな。

②考え方や発想が独特

→YES。自分のアイデアをノンフィルターで発信すると場が凍る。会社ではフィルターを通すことで、プライベートでは「これいつもの持論なんだけどさ~笑、」で話し始めて許してもらう。
 今でも続いている友人は、この持論を面白がってくれる器の大きい人か、私と同等・それ以上のレベルで独特な人しかいない。ありがとう。マイノリティが持つ温かさを頼りに何とか生き残れている。自分の独特さを「特別」と勘違いして独りよがりにならないように日々戒めながら生活している。マイノリティの掟。

③探究心が強く、物事の本質を知りたい

→バーナム効果。本質を知ろうとしないと仕事出来ないと思うが。知りたくない、知ろうとしない人がどうやって社会人しているのか逆に知りたい。社会人なら全員YESだと思っている。「自分だけは本質を知りたがっている!周りはそうじゃない!」と思い込む人って、陰謀論とかにすぐ足突っ込みそう。

④周りから「変わってる」とよく言われる

→YES。学生時代はそれでも自己主張が止められず浮いた。思うに、集団の中で自分が権力を持つ状況になってはいけない。人から好かれる才能が絶望的に欠けているので、有能だったとしても人間関係を荒らすし、無能なら排除される。変なヤツとしてそっとしておいてもらいつつ、見捨てられない程度に恩を蒔いておくのが最適。だから会社の飲み会には出来る限り行くようにしている。

⑤矛盾点があるとつい批判的になってしまう

→YES。歴代の恋人全員から「怖い」の札を掛けられた。昨日と今日というレベルじゃなくて、去年と今年で、くらいのスパンで「主張の内容が変わったけど、どうして?」とか聞いてしまうのが良くないんだと思う。理由が知りたいだけだったのに。
 また私自身「嘘」がつけないタイプで、それが誇りでもあるので、自己保身で嘘をつく人間の事が心の底から理解不能。相手を想っての嘘はありがたいと思って受け流せるが、自己保身の為の嘘を突かれると反射的に正したくなる。

⑥飽き性

→究極にYES。でもこれも現代人ならほぼほぼ当てはまると思うが…。単純作業の繰り返し、ルーチン化された仕事、保全業務、みたいな業務への忌避感情が強すぎる。2年くらいで部署異動したい。
 一方で、これはSe劣等が出ているのかもしれないが、洋服や服飾品の組み合わせを考えることが面倒なのでセットアップやワンピースでパターン化している。平日は時計・アクセサリーもほぼ1種類で固定。靴は季節ごとに固定。

⑦自分は恋愛下手だと感じている

→NO。いわゆる「モテる」状態になったことは一度も無いものの、男女交際もある種のゲーム・問題だと思って挑むのでそこまで下手・不得意だと思ったことはない。興味がある人に声をかけ、デートの計画や告白もこちらから行う。もちろん失敗もするけれど、ゲームだって最初はみんな下手だし。

⑧人の話しを聞くのが得意

→YES。人を「コンテンツ」と見なして好奇心のスイッチをONにする。そうすると無限に質問が出てくるので、あとは喋ってもらう。誰かと話して新しい知識が自分に入ってくること自体が快感。
 ただし、愚痴や悪口に終始する場は非常に苦手。「●●が□□の悪口を言っていた」以外の情報が入ってこないから。そういうときは、悪口をすこしずつスライドさせて「そういうのって、やっぱり昔から嫌だった?」とか「頑張りすぎちゃうんだね、体調崩してない?」とか聞いて、特定個人への悪口から相手自身の話に移行させている。

⑨自己表現が苦手

→NO。人に理解されづらい人生を送ってきたので流石に思考の言語化の訓練をしたし、ある程度慣れた。言うこと・言わないことの線引きは明確なので、すべてをオープンにしていないという意味合いならばYESか?

⑩強そうに見えるけど実は超繊細

→バーナム効果。社会人ならみんな大なり小なり強がってるので。
 そして私の場合はNOより。人よりも鈍感だと思う。Fe劣等×Se劣等の相乗効果(?)により、周辺環境・人間社会のあらゆることを本心ではどうでもいいと思っている。社会人をするにあたり、一定エミュレートはしているものの……。今でも、繁忙期になると部屋が散らかったり、三食同じメニューだけを食べ続けたり、連絡を無視したりしてしまう。明るい部屋でも、冷たい廊下でも熟睡する。


後半戦:INTPあるあるを読む

※引き続き、検索でTOPに出てきた下記を参考にしています。

①理屈っぽくて考えることが好き

→YES。ひとり何時間でも思考している。寝る間を惜しんで、ではなく、寝食を忘れるが近い。Siは弱くないはずだが、三大欲求すべてが人より薄い。空腹を感覚として捉えたのは14、5歳の時で、ショートスリーパーで、性欲に関しては欲よりも好奇心が勝っているタイプ。頭でっかちかつ実行力が無いのが仕事で足を引っ張っているので、周りへの働きかけや、実行力といった部分が今後の課題。

②好奇心旺盛で知識が豊富

→YESと答えたいところだが、知識が豊富かの定量的な指針がないため好奇心についてだけYES。ヒト・モノ・コトなんでも。ただ、ヒトに対して好奇心が全開になるとストーカーの気質が出てきてしまうので、抑えるようにしている。そういう時の自分の目は<〇><〇>になっているらしい。ここはINTJの「殺意の目」に近いのか。

③社交的に見えて、実は内向的

→バーナム効果。日本人は比較的内向的な人が多いとのことなのでこれは当てはまらない人の方が少ないと思う。YES。しがない会社勤めなので、血反吐吐きながら社会性を維持している。
 INTJやINTPがよく「人付き合い苦手」と評されるが、苦痛なだけで、出来ないことはない。むしろ本能でやっている人より他害性が少ないコミュニケーションが出来ていると思う。一定の年齢になっても人付き合いが不得手なINTxってMBTIのせいというより、改善の必要性や意思が無かったパターンでは。

④考え出すと止まらない…!

→①と一緒。YES。たまに目の前のタスクをほっぽり出して別のPJTの施策を考え始めてしまう。無意識に始めているので困る。比較的自由な職場でよかったと思っている。

⑤白黒はっきりさせたい

→NO。曖昧なままにしておいた方がよいことがあると理解出来てきた。正しくは、人は決断の責任を負いたくない生き物なんだと理解した。仕事でもそうだし、プライベートなら余計に。曖昧なまま漂わせていたほうが結果的に良い結果に落ち着くことが多いと学習した結果でもある。
 ただし、自分に害がある場合は徹底的にやる。

⑥大人数より少人数派

→YES。学生の頃はそれこそ3桁の飲み会だかに顔を出していたが結局は4、5人で飲むのが一番いい。というか1対1が一番好き。大人数と少人数では目的が異なると考えていて、大人数の集まりで得られるのは「その場」だけ。少人数で得られるものが「関係性」とか「繋がり」とかなんじゃないだろうか。だから大人数で出会って少人数で深堀りする。

⑦感情に訴える作戦は通じない

→NO。ほとんどの人の主張は理屈が通っていないことの方が多い。それは私も含めて。理論が通った主張だけが正とされる世の中では人と人に対立は起こらないと考えているので、人と人が対立するならばそれは感情(信念・主義含む)と感情の対立であるとしている。なので、私と対立するときはむしろ感情に訴えてほしい。「合理的な選択ではなく、あえてそちらを選ぶのは何故か?」の答えにその人の生き様が出る。出してくれないなら対立する時間が無駄。感情論であるにも関わらず理論武装している風の主張が最も小賢しい。仕事でもプライベートでもこの方針は変わらない。

⑧好き嫌いがはっきりしていてわかりやすい

→YES。好きなことは徹底的に口に出すようにしている。食べ物から仕事内容から好みの異性のタイプまで。主張する人にだけそれが与えられる、という考え方のため。嫌いなことも比較的はっきり主張する。その方が時間効率が良い。「私は良いけど、周りから見てどうなのかな」の形式で主張してくる人間の事が非常に嫌いなため、必ず自分主体で話すのだが、これが相手に「怖い」という印象を与えてしまうようで悩み中。

⑨サイコパス?共感できないこと多々あり

→他者の感情に同調することが出来ないという意味でならYES。昔はそれを隠さず「私には分からない」「私と貴方は違う」と口に出してしまっていた異常言動者だったが、最近は学習したので「貴方はそう思ったんですね」「その気持ちは多分理解できました」と返すようにしている。
ので、真性のサイコパスではないと思う。
  というか、合理性が16タイプ中で1位らしいINTPならば成長していく中で人間はどこまでも社会的動物なのだと理解し、諦め、諦めつつも自分が快適に生きるために最も合理的なパフォーマンス(他者に共感する、主張を抑える、迎合する)を学習するはず。そうしていって、多少不自然にでも社会と馴染むんじゃないだろうか。これが出来ないINTPは本当に合理主義なのか、疑っている。

⑩自分のペースで過ごしたい

→YES。仕事もプライベートも裁量権が大事。INTJの項目で恋愛は得意と答えたが、残念ながら得意なのは恋愛まで。他者と生活を共にする、家族になる等は無理だった。裁量権を他人に奪われると思った瞬間、相手は家族ではなく敵になる。これは数年間同棲をして実感した。相手には申し訳ないことをした……。仕事は割り切っているので折れることも迎合にも慣れたが、家というプライベート空間ではまだ成熟が足りていないようだ。
  もう少し私が成熟したら、より合理的になれたら、自分のペースを崩してでも相手に合わせてパートナーシップを得ることが今後の人生において最良だと理解し、努力出来るかもしれない。

さて、結論

・・・・天邪鬼!我ながら。

ということで、INTxあるあるを読んでYESorNOで答えてみた。
個人的にネットで言われている「あるある」の中で一番納得できないのは
「人付き合いが苦手」「恋愛が苦手」の部分。たぶんINTxって、●●したいのに出来ない、みたいなのあまりない。コミュニケーションを取らないINTxも、恋愛しないINTxも、心の底から、必要としていないだけ。必要になったらやるし、出来る。むしろ凝り性なので、必要だと思ったら学習と訓練を繰り返す。INTxは一見すると他タイプに見える人といかにもな人に二分されると思う。
 ちなみに私はINTJには会ったことがあるが、INTPには会ったことがない。きっと上手く擬態しているんだろうな。INTP。

p.s.
私の周りにはINFJとINTJが多い。レアタイプのはずでは…?話がヒートアップして、信号無視しそうになったり道を間違えたり。それでも笑って流せるあたり、類友なんだろうなぁ笑

ばいばい。

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